骨髄移植のドナーを募る、骨髄バンクとは?
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骨髄移植のドナーを募る、骨髄バンクとは?

骨髄バンクとは、骨髄移植を希望する人のためにドナーのデータを登録しておく公的な機関です。公益財団法人日本骨髄バンクが運営しており、日本骨髄バンクの公式サイトでは随時、ドナー登録の希望者を募集しています。

骨髄移植の必要性

骨髄移植は、骨髄移植希望者とドナー候補者との適合確率が低いため、多くのドナー登録を必要としています

骨髄とは、骨の中にあるスポンジ状の組織でゼリー状の骨髄液に満たされていますが、なんらかの原因でこの骨髄に異常が起こると、血液の病気にかかります。血液の病気の代表的なものが、「白血病」です。骨髄バンクとは、血液の病気にかかった人を救うためにドナー登録をしている団体です。骨髄バンクを運営しているのは公益財団法人日本骨髄バンクで、血液の病気にかかった人とドナー登録者(骨髄提供者)との橋渡しをしています。ドナー登録の呼びかけが日本骨髄バンクの公式サイトでなされており、全国の保健所や日本赤十字血液センターが協力しています。骨髄移植は、骨髄移植希望者とドナー候補者との適合確率が低いため、多くのドナー登録を必要としていますが、手術後の保証が不十分なためにドナー決定後に家族の反対にあうケースもあるようです。

公益財団法人日本骨髄バンク

公益財団法人日本骨髄バンクは、平成3年12月に骨髄移植推進財団として設立。血液の病気にかかった人を救うために、骨髄バンク事業を続けてきています。平成24年には、「移植に用いる造血幹細胞の適切な提供の推進に関する法律」も制定されました。多くの人にドナー登録を呼びかけ、血縁関係のない人の間で骨髄移植を行っています。日本骨髄バンクは、白血病や再生不良性貧血などの血液の病気にかかった人とドナー登録者との橋渡しとなり、骨髄液の採取から骨髄移植までをコーディネートしています。また、ドナーに対しても、骨髄移植後の健康状態のフォローを行っています。

ドナー登録するには?

骨髄液を提供するには、骨髄バンクにドナー登録する必要があります

骨髄液を提供するには、骨髄バンクにドナー登録する必要があります。ドナー登録するには条件があり、年齢が18歳~54歳以下で健康な人、体重が男性で45kg以上、女性の場合は40kg以上で過度の肥満でない人となっています。日本骨髄バンクが「チャンス」というドナー登録について説明したパンフレットを出しており、それを読んでからとなります。パンフレットは、日本骨髄バンクのサイトからダウンロードできます。ドナー登録は全国の保健所や日本赤十字血液センターなどで受け付けていますから、電話で登録の予約をしてください。

骨髄提供できない人

輸血や献血をしたことのある人なども、ドナー登録を断られるようです

骨髄を提供できるのは健康な人なので、過去にかかったことのある病気しだいではドナー登録が難しくなります。腰の手術を受けたことがある人などは、骨髄提供できません。ドナー登録者は骨髄移植後に健康を害するおそれがあり、また骨髄移植希望者にも影響が出る場合があります。ほかに、骨髄提供できない人として、妊娠している女性や、輸血や献血をしたことのある人なども、ドナー登録を断られるようです。骨髄提供できない人については、日本骨髄バンクのサイトで詳細な病名などをチェックできますから、ごらんになって確認してください。

ドナーの決定

ドナー登録では、採血して「HLA型(ヒト白血球抗原型)」という型が骨髄移植希望者と一致すれば、ドナー候補者として選ばれます。この適合確率については、親子でも数パーセントと言われており、血縁関係のない人となれば数万人に1人しか適合しないことになります。ドナー候補者として選ばれると、本人の健康状態の確認、家族の同意、骨髄移植のスケジュールなどが確認されます。また、コーディネーターである日本骨髄バンクと病院の医師との面談があり、骨髄移植についてくわしい説明を受けます。それでご家族とも話し合って了承すれば、骨髄移植の提供となります。ドナー登録は善意の提供なので、くわしい説明を受けた後で断ることも可能です。

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