かさぶたを早く治すにはじっと待っていなくてはダメ?常識と裏技について
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かさぶたを早く治すにはじっと待っていなくてはダメ?常識と裏技について

現在では、切り傷や擦り傷を負ってしまったら、かさぶたを作らないで治す湿潤療法が広まってきましたが、できてしまったかさぶたを早く治す方法はあるのでしょうか?無意識に掻いてはがしてしまうとまた出血していつまでたっても治りませんよね。かさぶたを早く治す常識と裏技を調べました。

早く傷を治したい!

かさぶたを早く治すには?!

かさぶたをきれいに早く治したい

傷を作ってかさぶたになってしまったけど、一向に良くならない。大切なイベントもあるし、どうしよう!と悩んでいる方が結構いますよね。特に女性や、小さなお子様のいるお母様とか。傷は昔から、とにかく乾かしてかさぶたを作れば早く治る、と言われてきました。でもかさぶたができるとかゆくなるし、かいてはがしてしまうと、また出血してかさぶたがどんどん硬く厚くなっていってしまってなかなか治らない、という経験をした方も多いですよね。できてしまったかさぶたを早く治す方法はあるのでしょうか?

かさぶたを早く治す常識的方法は?

かさぶたを早く治すには?!、とにかくじっと我慢して、自然と剥がれるのを、待つこと、が近道と言えます。かさぶたは、出血を止血し、傷口を覆い、外から細菌が入るのを防ぎます。かさぶたの下で新しい皮膚ができれば自然と剥がれてくるメカニズムになっています。途中で掻いてしまって出血すると、最初の傷ではなく、新たに傷を作る事になり、いつまでたってもきれいにならず、最終的にはあばたのようにえぐれたようになってしまう事もあります。そんな事を繰り返しているとかさぶたができた場合は治るまでに2、3週間、下手をすると1か月以上かかる、というのが一般的かもしれません。また、かさぶたの上に傷薬を塗っても、そのことによって早くかさぶたが剥がれ落ちる事はないようです。

かさぶたを早く治す裏ワザ

傷をなおすなら湿潤療法という新常識

傷に対する治療法は、10数年前から劇的に変わっています。傷口を乾燥させてかさぶたを作って治すのではなく、乾燥しないような環境を維持してかさぶたを作らずに、傷口から分泌される滲出液を利用し、体にある自己回復力で治していく、という「湿潤療法」というものです。

湿潤療法とは?

乾燥させないで自然に治す湿潤療法

湿潤療法は、まず傷を負ったら基本的には流水で傷口を洗い流し、異物を取り除きます。消毒液は皮膚の再生に必要な細胞までも殺してしまいますので、消毒液はやめましょう。破傷風になったら、どうするんだと言われる方がいるかもしれませんが、破傷風菌は通常の消毒液でも死滅しません。それよりも、小石や土などの異物をしっかり水で洗い流しましょう。

出血が止まらないようなら清潔なタオルやティッシュで圧迫して止血します。どんなに出血がひどくてもヒモなどで結ぶと逆に出血させやすくなるので危険です。

止血ができたら、直接ラップで傷口を覆います。傷口からでる滲出液で患部を覆う感じです。そのままだと漏れてきてしまうので、ラップの周りを医療テープでとめ、タオルなどで押さえましょう。この時傷口にワセリンをぬるとより効果があるようです。病院では医療用の創傷被覆材でおおいますが、家庭では、ラップのほかに湿潤療法用の絆創膏が販売されていますので利用しましょう。

この湿潤療法をおこなうと、ちょっとしたキズなら2、3日できれいに皮膚が再生され治ってしまいます。

かさぶたに湿潤療法を活用できる?

湿潤療法はかさぶたができる前にはじめる

湿潤療法は、傷ができてすぐ、かさぶたができる前に始める事が前提となっています。それは化膿してしまったりするのを防ぐためです。しかし出来立てのかさぶただったら、応用できる裏技があるようなんです。

まず傷ができて一両日で、化膿していないこと、でき始めたかさぶたが黒く変色していない事を確認しましょう。硬いかさぶたでない場合は、まだ滲出液が固まっただけで、かさぶたができる前の状態である可能性があります。その状態であれば、被覆材で覆えば、数日で溶けて、湿潤療法を続けると皮膚が再生され始めます。

かなりひどい交通事故で負ったような傷でも1週間から10日で治ったという報告も。ただしかさぶたの上から湿潤療法用の絆創膏で覆う場合は、感染症に気を付けましょう。半日に1回程度は、傷口を良く洗い交換した方がよい、という情報もあります。交換の際には無理にはがさず、使用書に従ってはがしてください。経過を良く観察して行いましょう。

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