帝王切開の傷跡を残さない方法とは?切り方、産後のケアなど
1,060views

帝王切開の傷跡を残さない方法とは?切り方、産後のケアなど

帝王切開の傷跡を何とか残さない方法はないものでしょうか。傷跡をほとんど目立たなくするための予防法は2種類あります。1つは帝王切開の切開方向です。帝王切開には縦切開と横切開があります。もう1つはケロイドの予防です。ケロイドさえ起こさなければ傷跡は白い細い線しか残らないのです。

切り方で変わる帝王切開の傷跡

赤ちゃんを産んだのは嬉しいけど

出産後、残ってしまうと悲しいのが帝王切開の傷跡です。赤ちゃんを産んだのは嬉しいけど、せっかくのキレイな身体に痛々しい傷跡が目立ってしまうのはできれば防ぎたいものです。
痕をまったく残さないことはできませんが、ほとんどわからないくらい目立たなくさせることは可能です。

まずは、出産前の妊婦さんのために、お腹の切り方で傷の残りやすさが変わるということをご紹介します。予定自然分娩でも緊急帝王切開になることはありますので是非チェックしてみてください。

最近増えてきた横切開とそのメリット

帝王切開のお腹の皮膚の切り方には横方向の切開と縦方向の切開があります。以前は縦切開だったのですが、近年は横切開を選択するケースが増えてきました。

帝王切開の傷跡だけを考えると横切開が断然お勧めです。
まず、皮膚の目に沿っているので目立つ傷跡が残りにくく、ケロイドにもなりにくいことがあげられます。しかも、下腹部の低い位置の傷ですから、パンツを履いてしまえば見えることはありません。セパレートの水着もよほど大胆なものじゃなければ大丈夫です。

縦切開にはメリットがあるの?

帝王切開の縦切開のメリット

美容の観点からいうと、帝王切開は横に切るべきです。では、縦切開はなぜなくならないのでしょうか。
皮膚の切開は縦横ありますが、その下の腹直筋は通常縦に開きます。そのため、縦切開の方が素早く、手間なく赤ちゃんを取り出せます。
何か問題があって予定より傷を大きく広げなければならない場合も縦切開なら対応できます。

また、縦の方が次回の帝王切開を含む将来の別の開腹手術のときに邪魔になりません。
美容だけを考えると横切開がベストなのですが、お母さんや赤ちゃんの状態によっては縦切開にしなくてはならないケースや縦切開にしたほうが良いケースもあるのです。

産後の傷ケアで帝王切開の傷跡を目立たなく

肥厚性瘢痕やケロイドの予防が第一

帝王切開の傷跡は産後の傷ケア

ケロイド体質という言葉をご存知ですか。以前別の傷で、傷跡が盛り上がったり引きつれたことのある方は、帝王切開でもケロイドになることがあります。ケロイドになりやすい縦切開の場合は更に危険性が高いといえるでしょう。

帝王切開の傷などの手術創は肥厚性瘢痕やケロイドにならない場合は、直後は目立っていても半年から1年くらいかけて白く線状の目立ちにくい傷になります。帝王切開の傷跡を消すことはできませんが、目立たなくするというのは肥厚性瘢痕やケロイドの予防と同義なのです。

自分はケロイド体質だと思ったらまず、恥ずかしがらずに医師に相談してみましょう。場合によっては内服薬や外用薬を処方してくれることもありますし、手当のしかたを紹介してくれることもあります。

自分でできるケロイドの予防方法

肥厚性瘢痕やケロイドの予防には圧迫が良いことが知られています。傷跡予防にはテーピングが効果的です。傷口を広げないようによせぎみに傷と直角にテープを貼りましょう。
傷や体調に障らない程度に産後リフォームガードルなどの使用も良いでしょう。

傷跡の保湿も大切です。適切な保湿は傷の回復に役立ちますし、傷のかゆみも軽減できます。傷があるうちは医療従事者の指示を仰ぎながら害のない保湿剤を使いましょう。痕になったあとは傷跡専用クリームや、出産前に使っていた妊娠線予防のクリームなどもお勧めです。

PR