回旋異常の原因は母体の骨盤の形状や胎児の頭が大きすぎる場合です。
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回旋異常の原因は母体の骨盤の形状や胎児の頭が大きすぎる場合です。

回旋異常の原因は母体の骨盤の形に異常があった場合や、母体が肥満で産道を通りぬけることが出来ないなどの理由があります。胎児の頭が大きすぎる場合にも回旋異常の原因となります。自然分娩が無理だと判断されれば、帝王切開による分娩や、吸引による分娩を行うこともあります。

回旋異常の原因とは?

回旋異常とは?

回旋異常の原因

回旋異常とは、分娩中に赤ちゃんが、産道の向きが通常と違う場合に、分娩するのが難しい状態になったり、分娩に時間がかかってしまうことを言います。
分娩に時間がかかり過ぎてしまうと、赤ちゃんが呼吸困難になってしまったり、母体が長時間続く分娩の痛みに耐えられなくなってしまう状態になります。

分娩はやはりドラマチックな冒険です

分娩は赤ちゃんにとっては、人生で初めての大冒険だと言えるでしょう。赤ちゃんが外の世界に出るためには、産道を通って骨盤というトンネルをくぐりぬけていかなければなりません。
身長50センチ、体重がおよそ3キロ近い赤ちゃんにとっては、とても狭いトンネルで、身体の向きをくるくると変えながら真っ暗なトンネルを突き進まなければならないのです。

骨盤をうまく通りぬけるためには、骨盤の入り口では赤ちゃんの身体は横向きになり、出口ではお母さんと同じ縦向きに回転しながら、赤ちゃんは最後の出口でお母さんの背中側に向いていないと分娩することができません。
ただし稀なケースですが、骨盤が広い出産経験のある方であり、赤ちゃんの頭や身体が小さければ無事に分娩することができます。

回旋異常を予防するには妊娠中の体重管理が重要

回旋異常を予防

回旋異常の原因の一つには、肥満が挙げられます。産道に余分な脂肪がついていると、分娩時に苦労することになるので、妊娠中の食事管理はとても重要なのです。
また骨盤まわりはできるだけ柔らかい方が分娩時に苦しまなくて済みます。臨月の時期でも、健康体であれば身体をよく動かしておくと、お産が楽になります。

骨盤の形状が歪な妊婦さんも注意

回旋異常の原因には骨盤の形状が歪である場合も起こりやすくなるので注意が必要です。骨盤が前に傾いていたり、広く平らに広がっていたり、前後に広く広がっている骨盤だと、難産になる傾向があります。

また赤ちゃんの頭が母体の骨盤よりも大きすぎる場合にも、回旋異常の原因となります。その場合は、妊婦検診の時に超音波検査であらかじめわかるケースもあります。一度出産経験のある妊婦の場合だと、回旋異常があっても産道が開きやすいため、無事に出産できるケースもあります。

回旋異常は分娩時に判明する!

回旋異常が解ったら分娩はどうなるの?

実際に分娩する妊婦にとって、回旋異常は最後の分娩時に解ることなので、分娩の最中で赤ちゃんの頭がうまく回転して降りてこないことが解ると、頭の中がパニックになってしまうのではないでしょうか。

医師がそのまま出産できそうだと判断されれば、そのまま出産が継続されます。最後で赤ちゃんの頭が出てこないことが解れば、吸引して赤ちゃんを取り出すケースもあります。またもう自然な分娩は無理だと判断されれば、帝王切開手術による分娩に切り替われることもあるでしょう。

回旋異常が発覚後の分娩

鉗子や吸引はこんなときに使われます。

自然に赤ちゃんが生まれればよいのですが、母体が疲れていてもうこれ以上分娩する力がないときや、赤ちゃんの頭がつかえていて取りだすことが出来ないときには鉗子や吸引の力を借りることがあります。その場合には助産師さんがお腹の上を圧迫し、子宮を押しながら、医師が道具を使って赤ちゃんを取りだしていきます。

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