低体重で生まれるよりも危険?早産のリスク4つ!とくに週数によって生存確率は大きく変わる!?
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低体重で生まれるよりも危険?早産のリスク4つ!とくに週数によって生存確率は大きく変わる!?

早産のリスクは低体重で生まれてくるよりも高いと言われています。早産で生まれた場合、肺などの臓器の他、目や耳などに障害が残る可能性があります。また、24週未満に生まれた子どもの生存確率は半分以下とかなり低くなります。

早産のリスクってそんなに危険?!

早産のリスク

早産は妊娠22週0日から36週6日までの出産のことです。この期間に生まれた赤ちゃんは「低出生体重児」と呼ばれ通常よりも体重が低いことが特徴です。
体重が少ないだけでなく、様々なリスクが多いと言われています。
どのようなリスクがあるのでしょうか?

【1】自発呼吸ができない

早産で生まれた赤ちゃんは多くの場合、自発呼吸ができないと言われています。これは肺などの機能が未発達なためです。このような場合、保育器に入れ成長を待ちます。
肺の機能が弱いためにその後の運動などにも制限がでることもありますが、経過が良好であれば出生児に自発呼吸ができない子でも3歳までに普通の子と同じように運動ができることも多いと言われています。

早産の原因はママにあることが多い

早産の原因

一般的に流産は子どもに原因があり、早産はママに原因があると言われています。最近では妊娠しても働く女性が増え、そのために妊娠中にストレスが多かったり感染症になることが多くあります。これらのことはいずれも早産の原因になることです。環境が許せば、妊娠後期には早めに産休を取り体を休めることをおすすめします。

【2】耳や目に障害が残りやすい

低体重で生まれた場合、未熟児網膜症や難聴など認知器官が未発達な状態で生まれることがよくあります。早産とはいえ、週数が十分であれば数ヶ月ほどで目や耳の機能が発達することが多く、障害が残ることはあまりありません。
しかし、22週から23週という早産の中でもかなり早い時期に生まれた場合には慎重に経過を見ていくことが必要です。

医療の進化で未熟児でもその後健康に!

早産のリスク

以前は早産で生まれた低体重や未熟な赤ちゃんは生後数週間で亡くなることが多かったようです。
しかし、最近では保育器や医療が進化し、2000グラム前後の体重であったり、週数が22週程度で生まれた子どもでも健康に育つケースが増えています。

【3】おっぱいを自力で吸えない

早産で生まれた子どもは目や耳、肺などの器官としてだけでなく体の機能も十分でないことがあります。その代表的な症状がおっぱいや哺乳瓶を自力で吸えないというものです。
十分な栄養が取れないためにもとも低体重で生まれた赤ちゃんがさらに体重減少してしまうことも少なくありません。自力でおっぱいを吸えるようになるまでは点滴などで様子をみます。
最初は吸う力のない赤ちゃんも保育器の中で十分に成長してくるとおっぱいを吸うだけの力が育ってきます。

【4】早産であればあるほど生存率は低い

早産のリスクの中でもっとも気になる問題は生存率ではないでしょうか。ひとくくりに早産と言っても、その中でも何週で生まれてきたのかで、その後の生存率は大きく異なると言われています。
例えば、28週以上で生まれてくる赤ちゃんは95%の生存率と、通常の時期に生まれた赤ちゃんと比べてほとんど差がありません。さらに、24週から28週の間で生まれてくる場合も8割と比較的高い生存確率です。
しかし、それ未満の週数の場合には半数が亡くなってしまいます。このため、24週以前に生まれてくる赤ちゃんへのリスクは非常に高くなります。

低体重よりリスクの多い早産

低体重よりリスクが多い早産

早産とは別に出産時の体重が少ないことも免疫力や体の機能の弱い未熟児である可能性が高いようです。しかし、例え体重が十分になくてもお腹の中に長くいた子どもはその後の経過が良好で小学校に上がるまでには発達に差がないことがわかっています。
そのため、低体重よりも週数が短いことのほうがリスクが大きくなります。

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