前置胎盤で出血、実は妊婦や胎児にとって大きな影響が!前置胎盤とはいったい何??
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前置胎盤で出血、実は妊婦や胎児にとって大きな影響が!前置胎盤とはいったい何??

妊婦さんの中で稀に見られる前置胎盤ですが、実は放置しておくと妊婦さんや胎児にとって、大きなリスクがあることをご存知ですか。前置胎盤で出血などはよくある話ですが、大きなリスクがあるんですよ。ここでは、前置胎盤とは何か、どんなリスクがあるのかなど具体的に紹介します!!

前置胎盤とは?

前置胎盤は、胎盤が普通より低い位置で付着し、胎盤自体が子宮の出口にかかってしまったり、覆ってしまったりすることを言います。その割合は、全分娩の0.3~0.6%ほどです。また、前置胎盤と診断された方のうち、5~10%は胎盤と子宮が癒着して剥がれない「前置癒着胎盤」となる可能性があります。

胎盤は、母体と赤ちゃんをつなぐ大切な組織です。前置胎盤という状況は、胎盤が赤ちゃんよりも子宮の出口付近に位置しているので、ほぼ100%帝王切開となり、母体や赤ちゃんにとって、危険性の高いハイリスクな妊娠であると言えます。

妊娠の前置胎盤とは

前置胎盤は、絶対に帝王切開になるのですね。これは、産婦人科で調べてもらわないと分かりません。妊婦健診で前置胎盤と診断されたら、必ず医師の診断を仰ぎましょう。

前置胎盤のこわーい症状は??

前置胎盤の典型的な症状は、痛みのない突発的な出血です。これは、妊娠中に起こり、最初は、少量の出血なのですがこの後に大出血を起こす可能性があります。前置胎盤で出血すると、妊婦や胎児に大きな影響を与える可能性があるので、注意しましょうね。

また、前置胎盤は、胎盤が子宮の下の方にあるので、胎児の頭が骨盤の中に入り込めず、子宮内の高い位置にあることが多いです。そのため骨盤位などの異常が起きやすくなります。

前置胎盤の症状

前置胎盤による出血は、ある日突然やってきます。大出血をしてしまうと、もしかしたら胎児やママが命を落としてしまうかも!!

前置胎盤はなぜハイリスクなのか?

前置胎盤は、ハイリスク妊娠と言われていますが、それにはきちんとした理由があります。

一つ目は、正常な分娩が難しいこと、2つ目は前述の通り、大量出血を起こす可能性があること、3つ目は、癒着胎盤などの合併症などが挙げられます。
子宮頚部は、妊娠週が進むと伸びるのですが、この部分に胎盤が乗っていると、子宮の壁と胎盤が接しているところにずれが生じて胎盤から出血します。大切な胎盤から大量出血をするので、母子ともに危険な状態になる可能性があるという訳です。

前置胎盤はハイリスク

また胎盤は通常、子宮内膜の表面に着床して胎盤を形成し、子宮内膜が脱落膜に変化したところへ血管の根を下ろしているのが一般的です。しかし、着床が下の方になると、内膜が薄く、胎盤の血管が子宮の筋肉や子宮頚部本体にまで達してしまうことがあります。そうなると、お産の後、簡単にはがれて排泄される胎盤が、簡単には剥がれてくれません。この状態を、癒着胎盤と言い、産後の大出血の原因となります。

前置胎盤がハイリスクなお産と言われているのは、妊娠中や出産中、産後とあらゆる時期で十分な注意が必要だからです。

前置胎盤になりやすい人は??

前置胎盤は、妊娠や出産、手術などにより、着床する場所である子宮内膜に炎症が起こったり、固くなったり、損傷して、きちんとした着床部位が減るため、子宮の下の方に着床する可能性が高くなると考えられています。

そのため、帝王切開での出産回数が多いことも、前置胎盤になりやすい方の原因です。その他、人工妊娠中絶の手術が多くなると、子宮内膜症の炎症などが進み、前置胎盤になりやすいことはもちろんですが、不妊症の原因にもなります。

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