胎盤の位置が低い場合、赤ちゃんに影響はある?気を付けなければならないことは?
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胎盤の位置が低い場合、赤ちゃんに影響はある?気を付けなければならないことは?

妊婦健診で、少しでも正常な妊娠と異なる症状が見つかると、自分の身体と同時に赤ちゃんにはどんな影響があるのか、心配になってしまうものですよね。胎盤の位置が低いと診断された場合には、赤ちゃんに何らかの影響があるのでしょうか?そして何に気を付けて妊婦生活を送ればいいのでしょうか?

胎盤の位置が低いというのは、どういうこと?

胎盤の位置が低いとは

妊娠初期や中期に胎盤の位置が低いと診断されても、妊娠後期には正常になることもあります。

妊娠をすると、新しい家族が増えるという喜びがある反面、小さな心配ごとも多いものです。特に妊婦健診などで、少しでも正常とは異なる症状が見つかると、母体である自分自身の心配だけでなく、お腹の赤ちゃんは大丈夫なのかしら、などと心配は膨らむばかりですね。

例えば、妊婦健診の際に、胎盤の位置が低いという診断を受ける場合があります。胎盤の位置が低いというのは。どういうことなのでしょうか。受精卵が、卵管を通って子宮に到着し、子宮の中で着床すると胎児と母体をつなぐ胎盤ができますが、胎盤の位置が低いというのは、この胎盤が子宮の出口の近くにできてしまうことをいいます。
母体側では、特に自覚症状があるものではなく、また、妊娠初期や中期の段階で、胎盤の位置が低いという診断を受けたとしても、妊娠が進んでいくにつれて、子宮の下の部分は伸びていくものですから、出産が近くなる妊娠後期には、胎盤が正常な位置に戻るケースも多くみられます。

胎盤の位置が低いと診断されると、心配なことは何?

胎盤の位置が低いと心配される症状

誰もがおなかの赤ちゃんが健やかに成長することを願うものですね。

胎盤の位置が低いことで一番心配なのは、分娩の際に大量出血が起きる可能性があることですが、胎盤の位置が子宮の出口に近いほどその確率は高くなる傾向にあり、その距離が2センチ以内の場合は、そうでない場合の1.5倍の出血量が想定されます。
大量出血が起きてしまった場合は、胎児が仮死状態になるなどのリスクだけでなく、母体も危険な状態になることもありますから、胎盤の位置が妊娠後期になっても正常な位置にならず、低いままのケースでは、陣痛が起きるのを待たずに、赤ちゃんが体外での生活ができる状態になるのを待って、予定での帝王切開の出産を行うことが多くなります。

また、出血が止まらず、医師が必要と判断した場合には、子宮を摘出することもあります。子宮の出口がふさがっているわけではないので、自然分娩ができないというわけではありませんが、胎盤が下にあるため、分娩がうまく進行しないこともあります。出産方法については、リスクについての説明もよく聞いた上で、医師と相談して決めるといいでしょう。

胎盤の位置が低くなる原因は?

胎盤の位置が低いと診断をされた場合は、無理な運動などはせず、出産までできるだけ安静に過ごすことを心がけましょう。

胎盤の位置が低くなる原因は、現在のところはっきりとはわかっていません。ただし、リスクが高いケースとして、高齢出産、多胎妊娠、帝王切開での出産、子宮内膜症や子宮筋腫という病気や人工中絶手術の経験があることなどが考えられています。また、身体の冷えや喫煙などがリスクを高めるという説もあります。

胎盤の位置が低くなる原因

妊婦健診で胎盤の位置が低いという診断を受けても、妊娠中は特に自覚症状があるわけではありませんが、妊娠中の出血の可能性もありますので、できるだけ安静にして過ごすことが大切です。また、万が一、妊娠中に少量でも出血があった際には、すぐに病院で診察を受けることが必要です。

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