子宮破裂という、母子ともに命の危険にさらされる事態にならないために。
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子宮破裂という、母子ともに命の危険にさらされる事態にならないために。

子宮破裂とは、ほとんどの場合出産時に発生する、子宮体部の一部分に裂傷が起きる症状のことです。子宮破裂が起きると、母子ともに命の危険にさらされることになりますが、子宮破裂が起きるかどうかを事前に予測することは難しく、突然起きるものです。子宮破裂を起こさないためには、どうすればいいのでしょうか。

子宮破裂のほとんどは、出産時に起きる。

予測できず、突然起こる。

子宮破裂という症状は、子宮体部の一部分に裂傷が起きてしまうもので、母体の腹部に大量に出血が起きることになります。

ほとんどの場合、出産時に発生し、陣痛が強くなったかと思うと、突然激しい腹痛に襲われ、次第に陣痛が来なくなり、母体はショック状態になります。

母子ともに一刻を争う命の危険に晒されている状態ですから、迅速に適切な処置をする必要があります。母体は処置により助かっても、赤ちゃんに重度の後遺症が残ってしまったり、死亡してしまったりするケースも多くあります。

予測できず、突然起こる。

子宮破裂を起こしやすい人は?

子宮破裂は、起きるかどうかわからないまま、突然起きるものですが、子宮破裂を起こすリスクが高いというケースははっきりとわかっています。

子宮筋腫の手術や、帝王切開で出産経験があるなど、子宮に縫合した痕がある場合は、そこに裂傷が起きる確率が高くなります。また、出産時に陣痛促進剤を使用したことの副作用で、強すぎる陣痛が起きてしまい、子宮破裂を起こしてしまうこともあります。

子宮破裂を起こしやすい人は?

子宮破裂を起こさないために。

赤ちゃんのリスクを第一に考えよう。

子宮筋腫の手術や、帝王切開による出産の経験がある妊婦さんには、妊娠をしたときに、医師から子宮破裂のリスクについて話がありますが、帝王切開手術も確かにリスクはあるものですから、それよりも母体に負担の少ない経膣分娩を希望する妊婦さんも多いようです。

実際、子宮に縫合痕のある人でも、子宮破裂を起こすリスクというのは1000人に数人という低い確率ですから、経膣分娩で無事に出産できる可能性が高いのも事実です。

しかし、1000人のうちの数人に自分が入らないという保障は何もなく、子宮破裂は妊娠の経過にも関係なく、起きるときは突然起きるものです。そして、子宮破裂が起きてしまった時には、わずかな処置の遅れによって、母子ともに危険な状態になってしまったり、それまでお腹の中で元気に育ってきた赤ちゃんに重大な後遺症が残ってしまったりするのです。

母体の回復が、経膣分娩に比べて多少遅くなってしまったとしても、赤ちゃんが背負ってしまうリスクを少しでも減らしたいと考えるのであれば、帝王切開での出産を選ぶ方が良いでしょう。

また、子宮に縫合痕がない場合であっても、陣痛促進剤の副作用として子宮破裂が起きてしまうこともあります。陣痛促進剤は、何らかの理由で緊急に赤ちゃんを母体から出す必要があるときに使用するものですが、もし陣痛促進剤を使用することになったら、医師の説明をしっかりと聞き、リスクについても理解してから投与してもらうようにしましょう。

赤ちゃんのリスクを第一に考えよう。

妊娠中に激しい腹痛に襲われたら。

子宮破裂のリスクがある妊婦さんで、帝王切開による出産を予定している場合でも、帝王切開手術の予定日より前に陣痛が起きてしまうケースもあります。そのようなときは、とにかく緊急に病院へ行くようにしましょう。

実際に、上の子の預け先がないからと、病院に行くのが遅れている間に子宮破裂が起きてしまい、赤ちゃんが助からなかったというようなケースもあります。妊娠や出産は、複数回経験しても、同じ経過をたどるとは限りませんから、特に子宮破裂のリスクが高い妊婦さんは、腹痛が起きたら何よりも病院に行くことを優先しましょう。

妊娠中に激しい腹痛に襲われたら。

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