子宮口が開かない軟産道強靭の症状・原因・対処法
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子宮口が開かない軟産道強靭の症状・原因・対処法

子宮口が開かないのは軟産道強靭の可能性があります。通常の分娩では、子宮口が開き、陣痛が強まっていき出産となるのですが、軟産道強靭の場合は、微弱な陣痛が持続するか、止まってしまいお産を進められなくなってしまいます。軟産道強靭の症状や原因、対処法についてご紹介します。

軟産道強靭で子宮口が開かない

出産予定日になってもなかなか子宮口が開かない、陣痛がこないという場合、軟産道強靭の可能性があります。軟産道強靭とはどのような症状なのでしょうか?軟産道強靭になる原因や対処法についてご紹介しましょう。

軟産道強靭の症状は?

軟産道強靭の症状は?

通常の出産の場合、陣痛が起こって子宮口が開き、赤ちゃんが下におりてきて出産となりますが、軟産道強靭の場合は軟産道が固くなって、子宮口が開かないこととなり、分娩が進みません。

軟産道強靭の原因は?

軟産道強靭の原因は?

軟産道強靭は、子宮が奇形であったり、外因性の瘢痕などが原因であると言われています。また、高齢出産であったり体質が関係しているようなケースもあります。女性は歳を重ねると、軟産道の筋肉がだんだんと萎縮し固くなっていきます。このために、軟産道が強靭してお産が進まなくなります。

軟産道強靭の対処法は?

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軟産道強靭の場合は、どのように出産を行うのでしょうか?対処法をいくつかご紹介しましょう。

【陣痛促進剤の投与】

陣痛を促すための促進剤を投与して、経過を見守ります。陣痛促進剤によって、陣痛が起こり経腟分娩ができそうな場合は、そのまま分娩出産となりますが、陣痛促進剤の投与でも微弱陣痛の場合は、バルーンの挿入や帝王切開などを考えます。

【バルーンの挿入】

子宮口が固い場合、バルーンを挿入して経過を見ることがあります。バルーンは、「メトロイリンテル」というゴム状の風船のように膨らむ器具で、これを子宮口へ入れて、子宮口を広げていきます。子宮口が5センチ程度になって陣痛がくるようであれば、そのまま経腟分娩となります。

【ラミナリア桿の挿入】

バルーンと同様に、子宮の拡張をするための医療機器に、ラミナリア桿があります。海藻の茎根部を材料としてつくられており、水分を吸収することによって、子宮口を広げていきます。ラミナリア桿で子宮口が広がり、陣痛がやってくるとそのまま経腟分娩となります。

【吸引分娩】

軟産道強靭で、陣痛促進剤やバルーンを使って出産が進んでいたのにも関わらず、途中で陣痛が遠のいてしまい、産道で赤ちゃんが止まっていて危険な場合に、吸引分娩となることがあります。吸引をして赤ちゃんが出てくるのをサポートして、出産へとつなげます。

【帝王切開】

陣痛促進剤やバルーン、吸引分娩などの対処をしても赤ちゃんが産まれない場合、帝王切開での出産となります。
帝王切開は、麻酔を行いおなかを切って赤ちゃんを取り出します。脊椎麻酔の場合は、お母さんの意識があるため、赤ちゃんの産声を聞くことができ、出産後にすぐに対面できます。術後は痛みを伴うため、痛み止めを使ってもらうとよいでしょう。

軟産道強靭は治療できるの?

軟産道強靭は治療できるの?

一人めの出産のときに、軟産道強靭と言われて対処をした場合、二人目の出産までに治療をすることはできるのでしょうか?

軟産道強靭は体質的な問題や、年齢に伴うもののため、治療をすることは難しいようです。

軟産道強靭のリスクなく出産を希望されたい方は、軟産道強靭は年齢と関係があるため、なるべく若いうちに出産をすることが一つの対処法です。ただ、若くても体質的に軟産道強靭になる方もいるため、避けることがなかなか難しい病気と言えるでしょう。

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