妊娠中に下剤はアリ?便秘を産婦人科医に相談できますか?
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妊娠中に下剤はアリ?便秘を産婦人科医に相談できますか?

妊娠中に下剤は流産や早産の危険があると言われていますが、便秘になっても妊婦さんは耐えるだけなの? いいえ、中にはお腹の赤ちゃんに安心して使える下剤もあります。 自己判断で服用するのはちょっと待って! 後悔してからでは遅いからきちんと相談しましょう。

便秘を産婦人科医に相談することは恥ずかしいことでしょうか?

答えはノーです。便秘薬を産婦人科医に処方してもらう妊婦さんは意外と多いものです。

じつに4割もの妊婦さんが妊娠によってより便秘になったと言うほど妊娠と便秘は切っても切れない関係です。

それでは妊娠中に下剤を使ってもいいのでしょうか?答えはイエスでもありノーでもあります。

その理由を次から一緒に見ていきましょう。

便秘を産婦人科医に相談することは恥ずかしいこと?

妊娠と便秘について

たかが便秘、されど便秘。

とくに妊娠中は大きくなる子宮とのダブルのパンチでとても辛いものです。体だけでなく精神的にもまいってきます。便秘から痔へという負のスパイラルはできれば避けたいものです。

しかし、妊婦はホルモンの影響により便秘になりやすいのです。つわりなどで水分不足の状況が続いたり、食事の絶対量が減ってしまったり、大きくなったお腹で腸の動きが鈍くなったりと、便が滞りやすい状況が続きます。

また貧血対策の鉄剤が原因で便が硬くなっていたりといろんな原因がからみあって便秘が慢性化しやすくなってしまいます。

便秘を産婦人科医に相談は恥ずかしいことか?

妊婦さんの基本は、市販薬を自己判断で使わないことです。

自分ではどうしようもないつらい症状は我慢せず、かかりつけの産婦人科医に相談しましょう。下剤は、処方していただいたものの方がお腹の赤ちゃんに安心です。

なぜなら市販の便秘薬と言われるものの中には、強い刺激が腸に加わり、すぐ近くにある子宮にまで影響してしまうことがあるからです。子宮が収縮すると流産の危険性が言われています。

市販薬を自己判断で使わないこと

どんな下剤を処方してもらえるのか?

ですから妊婦さんに使用できない下剤も中にはあることを覚えておいてください。

産婦人科ではお腹の赤ちゃんに影響のない下剤や座薬を処方してもらえますので、それを用法や用量を守って服用しましょう。整腸剤や、マグネシウム製剤は腸への刺激が弱いので、処方されることが多いようです。

しかし、効き目が穏やかなために日常的に強めの便秘薬を使用していた方には物足りないかもしれません。そういう方の中には自力で排便する力が弱まっている人もいます。

処方された薬に、便秘になりにくい生活習慣や食生活を積極的にプラスして、妊娠を機に強い便秘薬から脱却する手もあります。

どんな下剤を処方してもらえるのか?

セルフケアはどうしたらいいの?

食生活では、ヨーグルトや納豆など発酵食品を積極的に摂取したり、多めの水分や牛乳とともにプルーンなど食物繊維の豊富な食品を食べるようにしましょう。

ただし食物繊維の中にはさつまいものようにお腹の張り感を強めてしまうものもありますので、たっぷりの水分とともに摂取したり、過剰に食べすぎないように注意しましょう。

生活面では、適度な運動や排便習慣の見直し(規則正しい時間、がまんしないなど)が必要です。

また、面倒でも湯船につかるなど、冷えを解消することに努めて、腸の動きを活性化してあげましょう。

セルフケアはどうしたらいいの?

妊娠を機に慢性的な便秘に立ち向かう

まとめると妊娠中、すべての下剤が使用できないというわけではありません。妊婦であっても使用できる下剤もあります。

ただ、自己判断で市販の下剤を使用すべきではなく、産婦人科医に処方してもらう、もしくは服用可能かどうかを確認することが赤ちゃんを守る母としての自覚です。

特に、日常的に下剤を使用している場合は、妊娠の最も初期に知らないうちに使用していることもあることを知っておきましょう。

自分の体をもっとねぎらい、生活習慣や食生活を見直して、妊娠を機に便秘体質から脱したいものです。出産後、体質が変わることがあるとよく聞きますが、良い方に改善されることもありますよ!

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