妊娠42週を超えると母体も赤ちゃんも赤信号?
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妊娠42週を超えると母体も赤ちゃんも赤信号?

あまり早くから陣痛がきても驚きますが、出産予定日を過ぎても陣痛の予兆がないと逆に焦り始めますね。正産期を過ぎてしまった妊娠42週以降の過産期になると、お母さんも赤ちゃんも大丈夫でしょうか?過産期について調べてみました。

いつ生まれるの?と話題になった。。。

妊娠42週を超えると…

42 / Ben Mason https://www.flickr.com/photos/siberianluck/4491717393/

ご自身のブログで、「遂に、遂に」と出産を報告したタレントの後藤真希さん。11月下旬が出産予定日と明かされていましたが、実際にご出産されたのは12月7日。正確な妊娠週はわかりませんが、かなり遅れたようですね。

正常なお産とは?

妊娠37週0日から41週6日までの分娩、出産を正産期といい、出産予定日である妊娠40週0日を挟んで、3週間前から2週間後までの期間をさします。

この中でも39週と40週で生まれた赤ちゃんの健康度が一番高いことが分かっていて、これより遅い妊娠42週以降の出産を過期産といいます。

過産期ってしってる?

正産期の期間より早すぎても遅すぎても病気にかかりやすかったり、死亡する確率は上がっていきます。早すぎる出産である、早産に関してはよく知っている方も多いかもしれませんが、妊娠42週を過ぎてしまう過産期についてはあまり知らない方も多いのでは?

妊娠42週以降の出産を過期産といいます

Staying Safe / atomicpuppy68 https://www.flickr.com/photos/atomicpuppy/2897436779/

予定日を過ぎてしまったら?

実際に出産予定日に生まれるのは20人に1人くらいで、妊娠39週から40週中に生まれる確率が高いようです。

ですから、病院にもよりますが、40週後半から41週を迎えると、どのように出産するか、どのタイミングで陣痛誘発剤を使うか、などの議論を始めるところが多いようですね。

なぜなら妊娠が長引くと、子宮内の環境が悪くなったり、胎盤機能が落ちてしまう場合が多く、赤ちゃんも母体も危険になるからです。しかしながら誘発剤のリスクもあるのは確かなので、医師の考え方により対応が異なります。

妊娠が長引くと、赤ちゃんも母体も危険になる

タイトルなし / Anthony Muñoz https://www.flickr.com/photos/anthonymunoz/5417526597/

過期産では何が起こる?-羊水減少

予定日を過ぎると徐々に羊水は減っていきます。妊娠42週以降の過期産になると減少はより顕著になります。

羊水は出産のときに、子宮口を押して広げ、陣痛を強めたり、破水すると、産道をきれいにして滑らかにし赤ちゃんが産道を進みやすいようにします。

しかし羊水が少ないと出産時に羊水がないせいでへその緒が圧迫されて危険になるので帝王切開になる可能性があります。

また、出産に至るまでも子宮の中が窮屈になりへその緒が圧迫されて酸素や栄養が届かなくなってしまったりします。

過期産では何が起こる?-胎便吸引症候群

羊水はほとんどが赤ちゃんのおしっこですが、赤ちゃんは子宮の中ではうんちはしません。

しかし何等かのストレスでうんちをすることがあり、羊水が減っている状態でうんちがあると、羊水が汚れ、口に入ってしまうことがあります。

出産時の最初の呼吸でこのうんちを飲み込んでしまうと、うんちが肺の中に入ってしまい、深刻な呼吸障害である、胎便吸引症候群をひきおこしてしまいます。

過期産では何が起こる?-胎盤機能低下

胎盤の寿命は41週位なのではないか、と言われています。 胎盤の機能が低下すると赤ちゃんへの酸素や栄養がいきわたらなくなり、危険な状態になります。

過期産では何が起こる?-過熟児

未熟児に対して過熟児と言います。子宮の中に長い間いることによって成長しすぎて、仮死状態になる可能性が高いとされています。また、過産期では巨大児になりやすい傾向があり出産時に外傷を受けることが多くなります。

実際妊娠42週を過ぎるのは?

妊娠42週以降の過産期はこのように危険な状態がいろいろとありますが、実際のところ、超音波検査の精度が上がり、医師も注意深く赤ちゃんを見守り、妊娠42週以降の過産期を避けるようにしているので、現在では非常に少ない状況です。

日本では過産期になる前に誘発して出産の至る場合がほとんどです。

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