経腟分娩で逆子を出産するリスクと帝王切開などの出産方法
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経腟分娩で逆子を出産するリスクと帝王切開などの出産方法

妊娠期間も安定期に入り出産を心待ちにする時期に、病院の検診などで、逆子であることを告げられる場合もあります。出産までに戻るのか心配になり、何とか安全に経膣分娩で逆子を出産できないか?そんな不安を解消するためには、出産までにできることや、出産方法のリスクなどを知ることが大切です。

逆子になる原因は?

通常赤ちゃんは、「頭位」という状態で、頭を下にして羊水の中に浮いています。

ほとんどの逆子は原因がわからず何の問題もない場合が多いのですが、まれに、胎盤の位置や子宮の形に問題がある場合や赤ちゃんが先天性の病気を持っていて、筋肉の力が弱いことにより、回転しにくいという場合もあります。

逆子になる原因は?

逆子の妊娠期間中に気をつけること

破水には充分注意が必要です。逆子の場合お腹がはりやすくなり、破水のリスクが高くなります。頭が下にある場合より、足が下にある場合の方が、羊水が急激、大量に流れ出しやすくなるので、破水した場合はすぐに病院を受診しましょう。

妊娠期間中の適度な運動は、血流をよくしたり、ストレス発散などの効果がありますが、逆子の場合は、長時間続けて運動したり、重いものを運んだりお腹がはるような行動は注意が必要です。

逆子の妊娠期間中に気をつけること

強いはりを感じたら、なるべくリラックスした状態で、横になり様子をみるなどをして休んだり、頻繁にはりがあるようなら、病院を受診し「はり止めの薬」を処方してもらったり、診察の具合によっては、一時的に入院をすすめられる場合もあります。体の冷えにも注意が必要で、特に足元が冷えると体全体に影響し、お腹がはりやすくなります。食べ物も体を冷やすものは避け、温めるための食事を心がけましょう。

大根やにんじんなどの根菜や、小松菜や白菜など具だくさんスープなどをうまく摂り入れ、体の中からの保温も大切です。

逆子の出産のリスクは?

出産方法もさまざまあり、一人ひとり希望の出産方法があると思いますが、あくまでも、母体と赤ちゃんの状態により希望通りとはいかない場合もあります。特に逆子を出産する場合は、経腟分娩が不可能ということはありませんが、出産方法にこだわることよりも、さまざまな状況の変化にも対応できる病院環境や医師の万全の態勢が必要になります。

通常の出産は、体の中で一番大きな頭が最初に出てきますが、逆子の場合は足などの部分から出てくるので、時間がかかったり、経腟分娩では難しかったりします。どうしても経腟分娩で逆子を出産したいという場合も、時間がかかり過ぎたりして、赤ちゃんが低酸素状態になり、仮死状態や障害が残る場合もあるので、可能かどうか事前に医師と相談しておくことが大切です。

途中から帝王切開に切りかえるのか、胎盤の位置の問題などから最初から帝王切開で出産する方が良いのかなど、事前に疑問な点はどんな細かなことでも聞いておきましょう。

逆子の治し方は?

逆子の治し方は逆子体操や、お灸、医師による施術により回転させる方法など、さまざまありますが、逆子を治すことができる場合もあれば、まったく効果がない場合もあります。

逆子体操はいくつかあり、妊婦さんが膝をつき、頭が下になるようにしながらお尻を上げていく方法などで治ったという人もいます。ただ、体勢がかなりきついことにより、子宮が収縮してしまう場合もあるので、注意も必要です。お灸などにより赤ちゃんが「頭位」に戻ったという場合もありますが、妊婦さんの血流が良くなり、リラックスしたことにより、赤ちゃんが子宮の中で動きやすくなったためと考えられています。

「外回転術」という、医師が妊婦さんのお腹を押したりして動かし向きを変える方法もありますが、胎盤がはがれることにより出血をしてしまう場合もあります。

逆子の治し方は?

逆子の診断を受けても、出産までに自然に「頭位」に戻る場合も多くあるので、あまり神経質にならず、なるべくリラックス状態でいることが大切です。そして、何か変化があった時には、万全の態勢をとってもらえるかかりつけ医の指示が受けられるように相談や準備をしっかりしておきましょう。

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