帝王切開の後に自然分娩はできるの?産院によって考え方にも違いが!
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帝王切開の後に自然分娩はできるの?産院によって考え方にも違いが!

帝王切開の後に自然分娩をすることはできるのでしょうか。1人目の出産が帝王切開で二人めは自然分娩で産みたいという方もいるかもしれません。帝王切開後は、再び帝王切開で行わなければ危険だという考え方と、帝王切開後でも自然分娩はできるという考え方があります。行うのなら設備の整った大学病院で出産しましょう。

帝王切開の後に自然分娩は可能なの?

決して無理ではないけれどリスクがあります。

帝王切開の後に自然分娩することはリスクがあります一般的に、一度帝王切開で出産すると、それ以後は帝王切開でしか出産することができないと言われています。帝王切開の後に自然分娩することは、不可能ではありませんが、母子ともにリスクがあります。

どんなリスクがあるの?

帝王切開の後に自然分娩を進めていくと、分娩の途中で子宮が破裂してしまうというリスクがあります。一度帝王切開で、子宮にメスを入れているため、切開部分を縫って傷口が治癒している場合でも、その部分が薄くなっており、分娩時の陣痛などによって子宮が縫合部分から破裂してしまう可能性があるのです。また胎児も破裂部分から子宮の外へ出てしまうため、胎児の命も危険に晒されてしまいます。胎児が酸素不足になると、死産する可能性や、生まれてきても脳障害が残る可能性もあります。

VBACという言葉をご存じですか?

VBACとは、一度帝王切開をされた方が、自然分娩することを言います。

子宮が破裂してしまう危険性はどのくらいあるの?

子宮が破裂してしまう危険性は?子宮が破裂してしまう可能性は、これまで帝王切開の経験のない妊婦が自然分娩する場合だと、一万から二万人に一人という物凄く低い確率なのですが、一度帝王切開をした経験がある方の場合だと百人に一人という確率になります。産院側にとっても、できれば安全に出産したいと思っているところが多いため、より安全な帝王切開出産を勧める場合もあります。

産婦人科では二つの考え方があります。

問題がないという考えと、無理だという考え

産婦人科医にとっても難しい問題のようです帝王切開の後に自然分娩を行うかどうかについては、産婦人科医にとっても難しい問題のようです。妊娠経過が順調であり、前回の帝王切開で子宮の下を横に切開した場合であり、さらに1年以上経過していれば自然分娩をしても問題はないという考え方と、帝王切開の後に自然分娩することは危険だという考え方です。分娩時に母子に何か問題があれば、医師が責任を負わなければなりません。場合によっては、患者様から訴えられ、裁判の場で争うことにもなりかねません。そういったリスクも考え、帝王切開の後に自然分娩はできるだけ避けたいというのが、医師や病院側の見解かもしれません。

VBACを引きうけてくれる病院の数が減っている

VBACを行っている産院を探さなければなりません自然分娩をすることは、とても大変なことです。陣痛時の苦しみや、分娩時の辛さ、痛みは相当なものです。しかしあえて自然分娩を望む理由は、やはり自分の力で赤ちゃんを産んだという歓びではないでしょうか。人生の中でこうした貴重な体験が出来ることは、生涯忘れることが出来ない大きな感動を味わえることでしょう。また自然分娩の場合だと、子宮の回復も早いため、出産後が帝王切開に比べるとだいぶ楽になります。しかし、帝王切開の後に自然分娩をしたいと望んでも、現実には引き受けてくれる病院の数が少ないのが現状です。そのため、自然分娩を望むのであれば、VBACを行っている産院を探さなければなりません。また個人病院ではなく、できるだけ設備の整った病院を探さなければなりません。技術に自信のある病院や実績数の多い病院の場合だと、病院のホームページなどに掲載されているので、そうした情報をしっかりと調べておくとよいでしょう。

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