早産で生まれた人は早産をしやすいって本当?早産の対策とは?
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早産で生まれた人は早産をしやすいって本当?早産の対策とは?

自分の母親とお産の傾向が似ているな、と感じている方が多いのにも関わらず、早産、流産に関しては体質や遺伝の可能性を否定する情報が多いですが、早産で生まれた人が早産児を産むリスクは高いようです。その特徴から早産の対策を考えましょう。

早産とは?

正常の出産は、正期産と言われ、妊娠37~41週の間の出産することを言いますが、何らかの理由で妊娠22週以降37週未満の間に出産してしまう事を早産と言います。週数の浅い早産の場合、体の機能がまだ整っていないまま誕生してしまっているので、出産後は入院が必要です。医療が発達した現代では助かる命は多くなってきましたが、障害が残ることもあり、できるだけ長い間、母体の中で成長するのが望ましい事には変わりありません。もちろん42週をすぎてしまう過期産にも問題はあります。

早産とは

増える早産児

日本では2500g未満の低体重出生児とともに、早産児の出生数は増加の傾向にあり、2012年では全出生数のうちに5.7%が早産でした。

現代では早産でも大丈夫?

早産の中でも正期産に近い35週程度での出産ならば、ほとんど特別な処置をしなくても正常に成長・発達する場合が多いですが、30週未満だと出生体重が1500g未満の事も多く、体の機能も未熟な場合が多いので、NICU(新生児集中治療施設)などで治療する必要があります。現代の医学ではこれ以上に小さな赤ちゃんでも亡くなったり、重い障害が残る症例は少なくなってきています。

なぜ早産になるの?

早産の原因の多くは、膣内の感染症が、子宮頸管や子宮まで達してしまった場合です。本来膣内で克服できる感染症が、赤ちゃんを包む卵膜まで感染し、羊水が流れでたり、陣痛が起こってしまうのです。前置胎盤、前期破水、子宮頸管無力症なども原因となります。できる限り早産に至らないように処置をしますが、子宮の収縮が治まらなかったり、子宮口が5センチほどまで開いてしまったら出産に踏み切るようです。

早産になる原因

早産は遺伝するの?

早産の体質や遺伝について調べると様々な意見があります。例えば、3人出産したけれども全員早産だったのは、体質だからしょうがない、と医者に言われたとか。しかし体質ではなく環境が関係している、という情報も。例えば仕事内容で疲れ、冷えなどが体に負担えを掛けて、早産を誘発している、と考える場合です。また、早産の体質遺伝は考えられない、という情報が多い中、約60年にわたって追跡した調査によると、早産で生まれた人が早産になるリスクは高い、という報告もあるようです。

早産は遺伝するのか

早産になる遺伝のリスク

3代にわたり調査した結果では、自然の早産で生まれた女性が妊娠すると、その女性が早産をする可能性は、早産で生まれなかった女性に比べると、約50%上がるそうです。一般的に正期産で生まれた人が早産になるリスクは6.2%、これに比べ早産で生まれた人が、早産を起こす危険性は9%だったそう。

リスクを増加させる要因

早産のリスクを上げる要因

早産で生まれた、という本人ではどうしようもない状況で、どのように早産の対策をしたらいいでしょうか。早産をしてしまった人の中で、特徴的な要素に、19歳以下の細身の人、たばこを1日10本以上喫煙することがあります。自分にそのリスクがあると分かった場合は、健康に気を付けた生活を送る事が大切ですね。妊娠してからではなく、妊娠を意識し始めたら、心がけたいものです。またさらに初産で早産になりやすいうえに、繰り返す傾向もあるようです。1人目で早産になると2人目もリスクが上がる、ということですね。2人目妊娠はゆっくりできないものですが、周囲に理解を求めて気を付けるようにしましょう。

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