帝王切開の産後に無理は禁物。家事と育児はどうしたらいい?
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帝王切開の産後に無理は禁物。家事と育児はどうしたらいい?

帝王切開の産後は、経膣分娩よりも母体への負担が残りやすいものです。開腹手術をするわけですから、後陣痛の問題よりも手術の傷の回復に時間がかかる可能性も十分にあります。ここでは、帝王切開の産後について、特徴や過ごし方などを紹介します。

帝王切開の産後の過ごし方。傷口は?家事や育児はいつから?

帝王切開の産後の過ごし方

帝王切開の産後に悩む女性は、増えています。なぜなら、世界的に帝王切開での出産が安全といわれ、希望していないのに帝王切開を選択せざるを得ない妊婦さんが多くなっているためです。
出産という意味で安全性が高まったとはいえ、帝王切開は母体の腹部を切開する手術。母体に負担がかからないわけはなく、実際にも経膣分娩をする女性よりリスクがあるといえます。術後に感染症が起こる可能性もあり、油断はできません。

もしも帝王切開で出産することになったら、あらかじめ予定していた産後のスケジュールもふいになってしまうでしょう。経膣分娩でも術後の回復期間には個人差がありますが、帝王切開の産後では傷口が回復するのに一週間から10日は見ておく必要があります。
家事や育児も無理は禁物ですが、育児をしないわけにもいかず、つい無理をして体力を低下させてしまう人も少なくありません。

帝王切開の産後に傷口トラブルが発生する可能性

帝王切開の産後に傷口トラブル

帝王切開の産後に傷口から合併症が発生することもありますが、順調に回復しているにもかかわらず産後一ヶ月経過しても傷口がかゆいというケースもあります。中には、傷口のかゆみを我慢できずに掻いてしまい、ケロイドのように痕ができてしまう人もいます。
医師の指示の通りに消毒をしていても、腹部にかゆみが出るケースは珍しくありません。酷くなる前に医師に相談して、適切な治療を施してもらいましょう。

腹部は衣服などに覆われて蒸れやすい部位でもありますが、トラブルが発生するということは体に負担がかかっているのかもしれません。経膣分娩をした人でも、産後半年間は重い物を持ったりしないようにと昔から言われています。通常の体ではないと意識して、こまめに休息を取るようにしてください。

帝王切開の産後は気分が沈みがちになるもの?

帝王切開の産後の精神面

出産を終えた母体は全て、ダメージを受けているものです。産後6週間から8週間の産褥期には特に、体調が急変することもあるため注意が必要です。周囲の人にお願いできることは協力してもらいながら、無理をしない程度に体を動かしたり育児を進めていきましょう。

帝王切開の産後でも、術後1日目からトイレに自力で行くのは一般的です。看護師さんに付き添ってもらいながら、歩くことで体力を回復させていきます。赤ちゃんのお世話は、回復具合を見ながら初日から3日目くらいには始める人が多数です。

母乳が出るのは産後24時間経ってからのことが多く、経膣分娩とさほど変わりはありません。早い人では4日目から、一般的には一週間程度で退院する人が多いのですが、産後一週間目辺りからホルモンの影響で気分が沈むこともあります。何かと上手くいかないと思っても、体力が回復すれば元気になれますから安心してください。

帝王切開の産後、次の妊娠はどうしたらいい?

帝王切開では、子宮も切り開いているため、切開した部分の組織が弱まっている可能性があります。そんな状態で次の妊娠をしてしまったら、最悪の場合子宮が破裂してしまうこともあるでしょう。次の妊娠までには、少なくとも半年は期間を置く必要があります。

実は、一度帝王切開をした人の場合、次の出産でも病院で帝王切開が選ばれることが多くなっています。経膣分娩が可能な場合でも帝王切開になる可能性がありますから、あらかじめ病院側とよく相談しておいたほうがいいでしょう。
理由は、子宮破裂のリスクが高まるためです。ただ、帝王切開での分娩で問題ないとされている範囲は、3人まで。何かと不安が出てくるかもしれませんが、医師や看護師と相談しながら出産に向けて頑張りましょう。

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