出産後の子宮復古不全ってなに?原因と予防法を教えて!
72views

出産後の子宮復古不全ってなに?原因と予防法を教えて!

子宮復古不全は出産後になんらかの原因で子宮が元のサイズに戻らなかったり、卵膜や胎盤がうまく排出されないことです。体内に卵膜などが残っていると細菌感染や雑菌の繁殖の原因になるため、1ヶ月検診までに悪露が落ち着かない場合には子宮復古不全の可能性があります。

子宮復古不全ってなに?

子宮復古不全ってなに?

妊娠中にお腹が大きくなるのは子宮が膨らむためです。

産後、赤ちゃんがいなくなった子宮は急速にもとのサイズに戻っていきます。赤ちゃんが10ヶ月お腹にいて徐々に大きくなったときと比べると元のサイズに戻るにはおよそ2ヶ月以内なのでかなり早くに子宮のサイズが元に戻ることがわかります。

子宮は元のサイズになりながら、硬さも取り戻していきます。子宮が元に戻るまでのペースは個人差があります。中には出産して2週間で子宮が元通りになる人もいますが、3ヶ月近くかかって元に戻る人もいます。

このペースは赤ちゃんのサイズや妊娠中の体型変化、あるいは代謝速度の違いなどによって異なります。しかし、時間がかかっても、それほど心配する必要がありません。むしろ、ゆっくり元に戻るほうがホルモンバランスや自律神経に影響を当てないとうケースもあります。

しかし、ときには子宮が元のサイズや硬さになりにくい子宮復古不全となっていることがあります。戻りが遅いだけなのか、それとも子宮復古不全であるのかの判断は産後1ヶ月程度でわるようになります。

どんな症状があるの?

どんな症状があるの?

子宮復古不全であるか、そうでないかは悪露と呼ばれる産後の出血で確認することができます。

健康な女性の場合には産後、多めに悪露がでます。色が濃い赤で、出血量の多い生理のようです。その後、徐々に出血の量が減り、色も薄くなります。そして1ヶ月ほど経つとほとんどのその出血は見られなくなります。

しかし、子宮復古不全の場合には、濃い色の出血やレバー状の塊などが1ヶ月に渡って続き、出血量が減りません。さらに、子宮に痛みや違和感を感じることもあります。

なぜ子宮復古不全になってしまうの?

子宮復古不全は子宮内に卵膜や胎盤の一部が残っていて、それがうまく排泄されない状態になっていたり、子宮内で細菌感染を起こしている可能性があります。

うまく排泄できないとホルモン作用で収縮させて排泄するように働きかけるため、腹部に痛みを感じるケースもあります。子宮復古不全になっていることはエコー写真でも確認することができます。そのため、出血量な内容が気になるようなら1ヶ月検診で相談してみましょう。

子宮復古不全を予防する方法はないの?

子宮復古不全を予防する方法はないの?

子宮復古不全を予防するために有効なことは、腹式呼吸だと言われています。女性は基本的に出産のための臓器に負担をかけなくないという思いから無意識に胸式呼吸になりがちであると言われます。

しかし、腹式呼吸はお腹だけでなく、周囲のインナーマッスルを適度に刺激して、血液循環を促したり、深層筋肉の発達を促すという効果もあります。また、出産後の腹式呼吸は子宮内に残っている卵膜や胎盤を負担が少なく排泄させる方法としても有効です。

腹式呼吸の方法とポイント

やり方のポイントとしては力まないことです。体に力を入れずに、お腹を意識して深呼吸を繰り返すようにします。このとき、息を吐く長さと吸う長さを一定にすると、より高い効果を得ることができます。また、眠りが浅いときや寝つきが悪いときには吐く時間を、吸う時間よりも長くして行うと睡眠の質が向上すると言われています。

産後は安静にして腹式呼吸に励みましょう

産後は安静にして腹式呼吸に励みましょう

子宮復古不全の原因を安静にしすぎることと言う人もいますが、出産後はできるだけ安静に過ごすことで、骨盤や子宮の疲労を解消することができます。反対に、出産後にすぐに活動したり、歩き回ることは股関節を歪ませたり、ホルモンバランスを乱し、更年期に症状が重くなる恐れがあるので、出産後、1ヶ月は安静に過ごすようにしましょう。

出産後して、すぐに活動できそうと感じる女性もいますが、それは意識や感覚だけのもので、体は出産によってかなり体力を消耗していることも多いのです。たとえ、安産だったという場合でも出産は少し大きめの手術をしたときくらいの負担になります。そのため、動けそう、元気そう、と感じでも動き回らないようにしましょう。

PR