産後に関節痛が起こる代表的な4つの原因と膠原病の可能性
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産後に関節痛が起こる代表的な4つの原因と膠原病の可能性

妊娠中の関節痛は良く知られていますが、産後に関節痛に苦しめられるお母さんもいます。痛みやすいのは腰、膝、手首、指などです。産後の関節痛の主な4つの原因と対処方法をまとめました。また、稀に出産をきっかけに膠原病が発症することもあります。

あいたたた!何とかならないの?産後の関節痛

何とかならないの?産後の関節痛

妊娠中は出産に備えて靭帯が緩み、関節痛が起きやすくなります。

しかし中には、出産後に関節痛に悩まされるお母さんも少なくありません。せっかく出産したのにどうして今から関節痛になってしまうのでしょうか。

1.ホルモンの働き

妊娠をするとリラキシンというホルモンが盛んに分泌されます。このホルモンは靭帯をゆるめる働きがあるため、関節痛の原因となります。

骨盤を開いて分娩するための身体の準備なのですね。妊娠中の関節痛は主にリラキシンが原因です。ところが、出産後ゆるんだ関節が元に戻るときに痛みが出る場合もあります。

また、妊娠中はリラキシンが出る代わりに、ステロイドホルモンという炎症や痛みを抑えるホルモンも出ていますが出産後急激に減ります。このため、かえって産後に痛みが表面化することもあるのです。

多くは自然に治りますが、骨盤ベルトやサポーター、産褥体操なども治癒を早めます。

2.体重増加

体重増加

体重の増加は想像以上に下半身の関節に負担をかけます。

体重が10%増えると、なんと膝への負担は30%も増えると言われています。先ほどもご紹介したステロイドホルモンの影響で妊娠中には表面化せず、産後に痛みが出てくることもあります。

この場合は体重が戻るとよくなることが多いので、焦らず体重を戻すようにしましょう。

3.赤ちゃんのお世話

赤ちゃんのお世話

赤ちゃんのお世話は思ったより大変です。産まれたばかりの赤ちゃんでも平均3kgくらいあります。抱いたり、おっぱいをあげたり、お風呂に入れたり。

腰や膝を痛めたり、腱鞘炎になるお母さんもいます。会陰切開や帝王切開の傷などをかばっているとますます不自然な姿勢になりやすいものです。

ベビーベッドを使用したり、お風呂の高さを高くしたりしてなるべく負担をかけずにお世話をしましょう。畳や床に座る生活をしている人は椅子の生活に変えるのも効果的です。

4.カルシウム不足

カルシウム不足

出産や授乳でお母さんの身体はカルシウム不足に陥っていることが多いものです。

カルシウム欠乏症の症状には、イライラのほかに、肩こりや腰痛、膝痛などがあります。

カルシウムやビタミンDを含む食品を積極的に摂りましょう。床上げが済んだら日光浴も効果的です。

関節リウマチなどの膠原病

関節リウマチなどの膠原病

産後の関節痛や指のこわばりは珍しいものではありませんが、原因の一つに関節リウマチなどの膠原病の発症があります。

膠原病とは全身の関節や内臓などに多発的に症状が出る病気の総称です。関節リウマチや全身性エリテマトーデスが有名です。膠原病は女性に多く、出産をきっかけとして発症することもあります。

寒さの刺激で指が白くなるレイノー現象がある場合と、発熱や倦怠感などの他の症状も伴う場合、関節が腫れてきた場合などは特に注意をしてください。

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