産後の脇の下にしこりが・・・ 脇の下のしこりの原因と対処法
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産後の脇の下にしこりが・・・ 脇の下のしこりの原因と対処法

授乳をしているときに、ふと気づくと脇の下にしこりを感じることはないでしょうか?これは何?悪性なのだろうか?と不安になってしまうかもしれません。産後の脇の下にしこりの原因と対処方法についてご紹介します。

産後の脇の下にしこり・・・悪性?良性?

産後の脇の下にしこりができて痛い・・・このしこりは一体何?と思われた方もいらっしゃるでしょう。

出産後に脇の下にできるしこりは、副乳と呼ばれるものです。副乳ができる原因と対処方法についてご紹介しましょう。

副乳はなぜできるの?

産後にできる脇の下や胸の内側の下部のしこりは副乳である可能性が高い

産後にできる脇の下や胸の内側の下部のしこりは副乳である可能性が高いです。この副乳は、生まれつきもっているもので、乳頭だけがあるものを副乳頭、乳腺組織だけがあるものを副乳腺と呼びます。どうして副乳はできるのでしょうか?

人間は1回の妊娠でほとんどの方が1人の赤ちゃんを身ごもります。

しかし、動物の哺乳類は、人間と違って多くの赤ちゃんを出産します。犬や猫などを見るとわかりますが、多くの乳頭を持っていますよね。人間に副乳があるのは、進化の過程でのミルクラインの残りというわけです。ミルクラインは、おへそから乳頭を通って、脇の下のリンパまでのラインになります。脇の下にしこりがある場合、そのミルクラインの位置であれば問題ないことが多いです。

腫れがひどい場合は、ゴルフボールくらいの大きさのしこりになることも

妊娠をすることによって、女性ホルモンの分泌量が増えるため、副乳の色が濃くなります。今までもずっと副乳はあったのですが、色が薄くて分からなかっただけなのです。

妊娠中は女性ホルモンの1つであるエストロゲンが多くなります。エストロゲンは、メラノサイトという色素細胞を刺激して、メラニン色素を沈着させます。エストロゲンの影響で、出産後に副乳が目立つようになります。

また、生理前にホルモンバランスが変化するときにも、副乳が目立つことがあります。副乳は左右どちらもある場合と、片側だけの場合があります。割合は少ないですが、男性にも副乳が見られることがあります。

産後に副乳が腫れてくる時期ですが、母乳の出がよくなる産後3,4日目ころからのようです。腫れがひどい場合は、ゴルフボールくらいの大きさのしこりになることもあります。

脇の下のしこりは乳がんではないの?

心配な場合は、産婦人科の先生に確認をしてみましょう。

産後に脇の下のしこりが気になる場合、多くの方が副乳ですが、乳がんが気になるという方もいらっしゃると思います。

副乳がはれてくるのは、産後3、4日後が多く、ほとんどの方が産院やクリニックに入院中の時期でしょう。心配な場合は、産婦人科の先生に確認をしてみましょう。

副乳ではなく、乳がんの疑いがある場合は、詳しい検査のために外部の病院で検査を受けるようになります。

副乳の手当て方法

副乳が腫れて痛い場合の、手当の方法をご紹介

副乳が腫れて痛い場合の、手当の方法についてご紹介しましょう。

しこりが痛む場合は、触らないことが大切です。マッサージをしてもしこりが腫れて痛いだけで、痛みや腫れの緩和をすることはできません。

アイスノンなどをタオルに包んで患部に充ててみてください。副乳は冷やされることによって、腫れがだんだんとひいてきます。しこりの部分を刺激しないように冷やすことがポイントです。

乳房を冷やすことによって、おっぱいの出が悪くなるのではと心配をされる方がいらっしゃるかもしれません。

確かに、乳房を冷やすことによって、新しくつくられる母乳の量を減らすことになります。ただ、痛みや腫れを軽減させる一時的なことですので、痛みがなくなれば冷やすのをやめて、いつも通り母乳をあげるとよいでしょう。一時的に母乳量は減りますが、また量が戻ってきます。

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