産褥期とは?産褥期に正しい生活をしないと更年期に影響があるって本当?
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産褥期とは?産褥期に正しい生活をしないと更年期に影響があるって本当?

産褥期とは赤ちゃんを出産してから4~6週間の間をと言います。この時間は、女性にとって出産という、人生の中で一番体の変化が激しく、相当なエネルギーを要する時期から通常の生活へと体と共に環境も戻っていく時期です。正しい産褥期の過ごし方について、気を付けたいことなどをまとめました。

産褥期とは?

産褥期とは?

女性にとって、人生の中で急激に体が変化して、さらに最大のエネルギーを要するといっても過言ではない出産は、その体の変化、エネルギーの消費のために、体がボロボロになります。

しかしながら、それも赤ちゃんを産んでから、4~6週間をかけて、通常の生活に戻れるように体が元の状態に戻っていきます。これを産褥期と言います。

産褥期とは、このような時間を言い、その過ごし方によって、今後の女性の体に影響を及ぼすとも言われています。昔の人が「床上げは1か月」というのは、この産褥期を言い、その間は出来る限り安静にしましょうということなのです。

産褥期に起こる体の変化

産褥期に起こる体の変化とは?

妊娠をすると10か月を掛けて、お腹の中の赤ちゃんと共に、ゆっくりとママの子宮が大きくなっていき、それに伴って体も、ゆっくりと出産へ向かって変化していきます。

しかしながら、出産後は、その10か月で変化してきたものを4~6週間で元の状態に戻すように体が変化します。例えば、妊娠することで通常の1000倍とも言われるほど大きくなった子宮が、元の状態へ急激に収縮していくことも、子宮以外の部分で影響がないとは言えません。

もちろん、その中にいた赤ちゃんがいなくなるから戻りやすいと思われがちですが、一度伸びきった子宮が風船のように急に小さくなるためには、しぼむ過程で痛みを生じたり、子宮の近くにある器官に何かしらの影響を及ぼしたりします。

また、広がった骨盤を通常の広がりに戻すことも影響がありますし、今まで体内の赤ちゃんを中心にしたホルモンバランスが、母乳をつくるため、そして、次の妊娠に備えるためのホルモンバランスに急激に変化することで、安定した生活を過ごすのが少なからず難しくなるのです。

産褥期の正しい過ごし方

9fc065709b6e0ce01b603a4267b8ac05_s親子赤ちゃん出産産褥期に安静にして、出産前のような状態に戻さないと後々辛いことになると言われています。そして、その悪影響はすぐに出てくるわけではなく、更年期障害のような形で表れるとも言われています。

では一体、どのような点に気をつけながら生活をしなければならないのでしょうか。

ホルモンバランスを整えるためにも安静を

妊娠中から出産にかけて、ホルモンのバランスが劇的に変わります。そして、出産を終えた直後から、今度は母乳を作るためにホルモンバランスが変化し、さらには、次の妊娠に備えて、ホルモンバランスが変わってきます。

このように、出産前後はめまぐるしくホルモンのバランスが変わるので、そのバランスを早くに整えるためにも安静が必要です。

なぜならば、赤ちゃんは常におっぱいを必要として、ママの生活のリズムも赤ちゃんに合わせていかなくてはならないからです。つまり、赤ちゃんがいない状態ならまだしも、赤ちゃんの生活に合わせながら自分の生活リズムも変えていくためには、安静にしていられるときは十分休養をとり、ホルモンバランスを整えておく必要があります。

広がった骨盤を元に戻す

産褥体操があるように、赤ちゃんを産んだ後に広がった骨盤も直さなければなりません。今では、産褥体操の他にも骨盤ベルトなどのサポーターもありますので、有効に活用しましょう。

骨盤が広がったまま通常の生活に戻ると、子宮が大きくなって上に移動していた内臓が、広がった骨盤の中にすっぽりと収まってしまい、本来の機能をきちんと果たしてくれなくなる可能性もあります。

このような状態であると、腰痛などもそうですが、ホルモンがきちんと生成されないという悪影響もあるのです。

水仕事を避けよう

産後すぐに水仕事などをしないようにと言われます。これも、体を冷やしてはいけないからなのです。体を冷やすとその分、体力の回復も遅くなりますし、さらにホルモンバランスが元に戻り難くなります。

家族の協力を得よう!

家族がいる方は、家族に頼ることが大切です。もちろん、その協力を得ることが出来ない方であれば、家事のサポートや産後の回復に向けた施設などを利用することで、回復を図るように努力しましょう。

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