意外なことが原因?多くの女性が苦しむ産後の発熱原因とは?
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意外なことが原因?多くの女性が苦しむ産後の発熱原因とは?

出産後の女性の身体はとても疲れ切っており、人によっては発熱が起こります。このような産後に起こる熱を産褥熱といいます。ですがその産後の発熱原因はあまり知られていません。出産前に知りたいその原因と対処をまとめています。

産後の発熱原因は?意外と知らない出産後の女性のデリケートな体について

意外と知らない出産後の女性のデリケートな体について産後の発熱原因はいくつかありますが、もっとも一般的なのが産褥熱と呼ばれる発熱です。出産後の身体が非妊娠時の身体に回復しようとしている時期が産褥期です。なかでも分娩してから24時間以降、産後10日以内に2日以上にわたり38度の発熱をきたしている状態を、産褥熱といいます。出産後、体力のないママが発熱するため、昔から出産後の女性の死亡原因ともなっていました。しかし、現在では医学の進歩などによって死亡する女性はほとんどいなくなっています。

産後の発熱原因はどのようなもの?出産が関係しています

出産直後は、子宮や子宮の周囲に細菌感染が生じやすくなっています。そのため、健康な膣の常在菌から感染が起こりやすくなります。その原因としては、貧血や細菌内膣炎などが考えられます。度重なる内診や子宮内で胎児のモニタリングを行った場合や破水から出産まで長引いた場合や分娩中に出血がたくさんあった場合もひどくなります。一般的には、経膣分娩で発生率が低く、帝王切開、特に予定外の帝王切開で比較的発生確率が高くなります。

どのような症状が現れるのでしょうか?

どのような症状が現れるのでしょうか?38度以上の熱が2日以上にわたって続くこと、これが一般的な産褥熱の症状です。多くが、出産後1日から3日以内に発生します。発熱だけでなく顔面が蒼白になったり悪寒を感じたり全身がけだるくなってしまいます。頭の痛みや食欲不振などを伴う場合も多く、子宮の痛みを感じたり心拍数が上昇する人もいます。発熱とともに菌に感染している子宮の周りの痛みや腫れを感じる人も多くいます。診断を受けるためには、病院で尿もしくは血液を採取して培養検査を行い、それで細菌感染しているかどうかを調べます。

産褥熱の対処方法はどうすればよいのか

産褥熱は早期治療がとても大切です。ほとんどの場合が、抗生物質を点滴したり投与することで症状が改善します。入院中なら病院にて治療を受けることができますが、退院後にかかると大変です。自己判断で市販薬を飲んだり、安静にしても最近による感染ですので事態が沈静化することはありません。入院中は体調不良を感じたらすぐに看護師に伝えてください。退院後は、赤ちゃんのお世話で大変なときですが、まずは病院を受診することが大切です。無理をすると余計に悪化しますので、まずは専門家に相談することが必要です。

ほかにもある、産褥熱以外の発熱原因について

乳腺炎にかかることが発熱を引き起こします。産後すぐに赤ちゃんのために母乳を出そうとして、乳汁分泌がさかんになってきますが、乳房の血管の拡張に伴って乳管内に乳汁がたまることによって起こります。乳管開口部が閉鎖されたり、陥没乳頭により授乳が困難になることでより深刻になります。乳房の腫れと発熱を伴いますので注意が必要です。そのほかにも腎盂腎炎や膀胱炎など、発熱を伴う疾患がたくさんあります。専門医の診断が必要な場合も多くありますので、積極的に受診することが必要です。

産後のトラブル、産後の発熱原因にしっかり対処することが大切

産後のトラブル、産後の発熱原因にしっかり対処することが大切

出産という一生に数度しかない大きな仕事を経て、女性の身体は確実に体力を消耗しています。そのため細菌に感染しやすくなったり免疫力も低下しています。本来出産で疲弊した身体を休めて回復を図るという産褥期に発熱することは、大変な負担のかかることです。発熱に加え痛みが加わることも多いため、子育ての負担とともに母親の精神的、肉体的にも大きな負荷となります。ですので、楽しい子育てライフを送るためにも事前に知識を得ておき、いざという時に慌てずに専門家の受診ができるようになっておくと、安心して出産やこれから長く続く子育てに臨むことができます。相談窓口などを積極的に利用するのも推奨されます。

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