帝王切開後の傷口がかゆいのは治っている証拠?もしかして冷えているから?
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帝王切開後の傷口がかゆいのは治っている証拠?もしかして冷えているから?

帝王切開後の傷口がかゆいと感じる人は少なくありません。多くの場合は傷が治りかけで刺激に敏感になっているためですが、中には乾燥や冷えが原因になっていることがあります。傷口は適切に対処することで早く綺麗に治ります。

帝王切開後の傷口がかゆいのはなぜ?

帝王切開後に傷口がかゆくなることがあります。この原因はいくつかあります。今回はその原因とかゆみを防ぐ為の方法を紹介します。

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【1】乾燥

帝王切開にかぎらず、傷口がかゆくなる原因の1つは乾燥です。
傷口付近が乾燥することはもちろん、体内に十分な水分がない場合にも傷口が乾燥によって痒くなることがあります。このようなかゆみは傷口からの水分の蒸発が原因です。傷口には傷ついた細胞が多くあり、皮膚で覆われていない部分があるからです。
人の体が皮膚で覆われているのは体を外的環境から守るためにあるものですが、体液を外に出さないという重要な役割があります。健康な状態であれば条件の整ったときにだけ汗腺という小さな穴から水分を蒸発させることで体温を保つようにしていますが、それ以外では排泄を除いて不用意に体内のものを体外に出したりしません。しかし、皮膚の覆いのない傷口から多くの水分が奪われています。

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以前は傷口を乾燥させることで安全にそして、早く傷が治ると言われていましたが、最近では傷口を乾燥させておくと傷の治りが遅くなり、また傷跡が残りやすくなることがわかっています。
そのため、帝王切開のあとの傷口が乾燥していると感じたら、こまめに水分を補給するとともに傷口にはひまし油などを塗って体内の水分が奪われること防ぐようにします。
傷に効果あるオイルはいくつかありますが、帝王切開のような開腹手術の場合には粘性が強く、傷口への刺激が弱いひまし油がオススメです。ひまし油はリンパの流れを良くし、細胞の修復を助ける作用があると言われています。また、塗ることで傷口がきれいに治ることでも有名です。

【2】血行が改善された

傷口のかゆみは血行が改善されたことが原因であることもあります。一般的には血行がよくなるとかゆくなると言われていますが、そのように血行がよくなってかゆくなるのは、毛細血管が退化していた証拠です。
脳も使わないシナプスはどんどんと消滅していくと言われていますが、このような傾向は血管にもあります。普段から運動不足であると末端の毛細血管はどんどん退化します。
その後、マッサージや運動によって血流が戻るときに一時的にかゆみを感じるのです。帝王切開の手術のあとにかゆみを感じるときは術後に滞っていた血行が徐々に良くなっていることが考えられます。術後に徐々に活動量が増えるのと同時にかゆくなっていった場合にはまず、血行不良が改善されたと考えてよいでしょう。

【3】冷え

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帝王切開のあと、下半身や腹部が冷えている人は傷口がかゆくなることがあります。
これは細胞が修復されているときの刺激によるかゆみです。このようなかゆみを感じるのは傷口や体が冷えているために活発な体液循環ができていないためです。足湯や湯たんぽなどを使って下半身から温めるとともに、適度な運動をすることが有効です。
このようにして冷えが改善されると痒みが緩和されます。また、体を温めるために半身浴や白湯を飲むなどの行為は傷の治りを早くさせます。とくに冬と夏の冷えは注意が必要です。
冬は気候的に寒くなるために、夏は冷房や冷たいものの飲食などのために体がとくに冷える時期です。このような時期には下半身を中心に温めて、服を着込む場合にも上半身よりも下半身のほうにより多く着込むようにすることが効果的です。

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