見分けられる?流産の痛みや出血と妊娠初期症状の腹痛、出血
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見分けられる?流産の痛みや出血と妊娠初期症状の腹痛、出血

妊娠すると安定期までは流産の心配は尽きません。流産の初期症状は腹痛と出血。しかし、順調な妊娠でも妊娠初期は腹痛や出血があるものです。流産の痛みと心配ない痛みを見分けることはできるのでしょうか。流産のよくある症状や処置の方法をまとめました。

妊娠初期の腹痛と出血、流産?心配ない?

流産は全妊娠の10%~15%も占め、珍しいことではありません

流産は全妊娠の10%~15%も占め、珍しいことではありません。また、特に早期の流産の殆どはお母さんには責任はありません。

とはいっても、やはり妊娠すると流産が心配になるもの。

流産の兆候の一つに、下腹部痛や出血がありますが、妊娠初期症状にも同じような症状があります。下腹部が痛むたびに妊娠症状なのか流産の兆候なのか気になって仕方がありません。

妊娠初期の心配ない腹痛や出血

妊娠初期にお腹が痛くなる原因は、主に3つあります。

子宮が大きくなることにより、生理痛に似たチクチクした痛みがあります。ホルモンの働きで靭帯が緩んで骨盤痛や腰痛が起きることもあります。つわりによる体調不良でお腹が痛む場合もあります。

妊娠初期は順調な妊娠でも出血も珍しいことではありません。着床や胎盤を作るときに起こる出血です。この出血は妊娠8週くらいでおさまりますので、妊娠9週以降の出血には注意が必要です。

早期流産

早期流産とは妊娠12週未満に起こる流産を指します。早期流産の痛みや出血は、順調な妊娠で起こる痛みや出血と区別のつきにくいものです。月経痛のような腹痛や、少量の出血でも流産に繋がる場合もあります。

流産の場合はお腹の張りを伴う場合があることが識別になりますが、腹痛だけでも流産することもありますし、順調な妊娠でもつわりによってお腹が張った感じがすることもあります。

また、生理2日目以上の量の出血には注意が必要です。

妊娠12週未満は、痛みの強さや回数が急に変わったり、出血がある程度多い場合など、「なんか変だな」と感じたら産科医や助産師に相談してみましょう。

つわりが急になくなった場合も流産の可能性があります。妊娠12週未満の流産は胎児側の原因が多く、また、妊娠12週未満の流産を防ぐはっきりとした方法はありません。

後期流産

妊娠12週から妊娠22週までの流産を後期流産といいます

妊娠12週から妊娠22週までの流産を後期流産といいます。それ以降は流産ではなく、早産になります。

後期流産の痛みは週が後半になるにつれて、出産の痛みと似たものとなってきます。お腹が張った感じや重い感じから、陣痛のような痛みや出血を伴い、流産に至ります。

また、妊娠12週以降は本来なら胎盤が比較的安定した時期ですから、月経のような腹痛や出血がある時点で早めに受診した方が良いでしょう。

絨毛膜羊膜炎などの感染性流産

羊膜がウイルスや細菌に感染して流産に至ることがあります。多くは後期流産か早産の時期で、原因となるのは普通に存在している細菌や真菌、インフルエンザなどの病原菌、性感染などさまざまです。

症状は特徴的です。発熱を伴うことが多く、おりものの悪臭や、子宮を押されたような痛み、頻脈があります。

流産に先行して膣炎が起こることが多いので、妊娠中におりものの異常や陰部の痒みなどに気づいた時点で速やかに治療すると流産を防げることがあります。

流産の処置

医師の指示に従いましょう

子宮の中のものが完全に流れてしまえば流産の処置はなく、経過観察のみのこともあります。

しかし、子宮に胎盤や赤ちゃんの一部などが残っている場合はお腹の中で悪さをすることがあります。また、感染性流産の場合はお母さんの生命まで危険に晒されることもあります。

そこで、中のものを掃除します。早期流産の場合は流産手術、後期流産の場合は陣痛を起こして排出を待ちます。

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