子宮外妊娠の痛みってどんな感じ?妊娠検査薬は陽性でも胎嚢が確認できるまでは出血と痛みに要注意!

妊娠に喜んだと思ったら、子宮外妊娠?言葉は知っていますが、周囲でなった方はそんなにいないのでは?実は子宮外妊娠の痛みや出血は即手術となる危険度の高いものなんですよ。妊娠の成り立ちから子宮外妊娠の処置まで調べてみました。

妊娠検査薬で陽性でもまだ喜べない

子宮外妊娠の痛み

妊活中の方にとって、妊娠検査薬で陽性となったら、それはもううれしい事ですよね。でも、きちんと病院に行って、胎嚢を確認しないと正常妊娠とはわかりません。腹痛などがある場合、子宮外妊娠の痛みかもしれないのです。

正常妊娠のなりたち

膣内に放たれた精液の中から運よく卵管にたどり着いた精子は、卵子と出会い、卵管膨大部というところで受精します。受精卵は分裂を繰り返しながら卵管を移動し、3-4日かけて子宮にたどり着き、子宮内に漂っています。
その後、絨毛という根っこのようなものが生えてきて受精後約1週間で着床します。子宮内膜に潜り込み完全に着床するのにさらに2-3日かかり、妊娠が成立します。このように受精卵がきちんと子宮内にたどり付き着床した場合、正常に妊娠が成立したことなります。

子宮まで受精卵がたどりつかないと?

まれに受精卵が子宮までたどり着かずに、子宮以外に取り付いてしまう事を子宮外妊娠といいます。多くの場合、卵管の途中に取り付いてしまいますが、その場所は卵巣であったり、子宮頸管であることもあります。
子宮外妊娠は、妊娠全体の約0.5から1.5%程度で起こり、そのうち約98%が卵管に着床してしまうケースです。子宮以外では受精卵は成功できないので、妊娠8週~妊娠9週目までには卵管流産や卵管破裂を起こすことがほとんどです。卵管破裂に至ると突然の大量出血でショック状態に陥る事もありますので、早めの発見、診断、処置が必要です。

子宮外妊娠の診断は?

子宮外妊娠の痛みと子宮外妊娠の判断

妊娠検査薬は、受精卵が着床後に分泌される、hCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)の有無によって判定します。このホルモンは妊娠4週目頃から尿に含まれるようになります。しかしながら、どこに着床してもこのホルモンは分泌されてしまうので、子宮外妊娠だとしても妊娠検査薬では陽性に判定されます。ですから、正常な妊娠かどうかは病院のエコーで検査し、子宮内に胎嚢を確認することによって確認できますので、必ず受診しましょう。
しかし、妊娠初期の胎嚢は非常に小さなもの。あまりにも初期だと確認できずに、後日の診察を促される事があります。この次の診察までに出血や腹痛を感じたら、子宮外妊娠の痛みかもしれません。

子宮外妊娠の症状はどんなもの?

卵管内で流産したり、卵管が破裂したりして、出血が腹腔内にたまるので、下腹部が痛みます。少量の出血から、おかしいな、と思う方もあり、その後ひどい生理痛のような痛みや激しい痛みの場合があります。出血が初期の流産かと思ったら、1か月以上も出血が続き、受診したら子宮外妊娠とわかり、即手術となる場合もあります。
少量でも出血や痛みがあったら、必ず病院に行くべきですね。急激な激しい痛みや大量出血の際は救急車で搬送され、緊急入院の場合もあるようです。

子宮外妊娠とわかったら?

子宮外妊娠の処置はそのようなものでしょうか?抗がん剤などを使い、投薬治療をする場合もありますが、効果が見られない場合は、腹腔鏡または開腹手術で、卵管の着床した部分を切除する場合と、卵管全体を摘出する場合があります。子宮外妊娠の再発率は約10から20%といわれていますが、切除の場合も残った卵管や片方だけの卵管で今後妊娠する事は可能です。子宮外妊娠を経験された方の中では、手術後1か月で次の妊娠をした方もいますし、1年から2年かかる方もいるようです。

とにかく子宮外妊娠とわかったら破裂する前に処置をするべきなので時間との勝負。おかしいと思ったらすぐに病院へ行きましょう。

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