その痛み、もしかして?子宮外妊娠で腹痛になるのはどんな状態?
232views

その痛み、もしかして?子宮外妊娠で腹痛になるのはどんな状態?

子宮外妊娠で腹痛になっていると気がつくことができれば、それは幸運なことです。子宮外妊娠は流産をはじめとしてさまざまなリスクが高まるため、初期段階での対処が非常に大切になります。ここでは、子宮外妊娠と、その初期症状などについて解説します。

子宮外妊娠とは?なりやすい人はいるのか

子宮外妊娠になる特徴はあるのか

子宮外妊娠とは、文字通り子宮の外に受精卵が着床してしまう状態です。ほとんどの場合は卵管に着床するケースですが、正常な妊娠は子宮内の膜に受精卵が着床する状態で、子宮外妊娠では流産したり母体に危険がおよぶこともあるため、手術という事態にもなりかねません。

実は子宮外妊娠にはなりやすいタイプもあり、該当する人はあらかじめ注意しておくことが大切です。
例えば、何らかの腹部の開腹手術をしたことがある人、クラミジア感染症などの骨盤内炎症性疾患にかかったことがある人、子宮外妊娠の経験があり卵管保存手術を受けた人なども子宮外妊娠のリスクが高まります。避妊リングの使用や子宮内膜症、体外受精なども原因の一つとして挙げられており、どちらかといえば経産婦に多い現象であるのも特徴です。

子宮外妊娠なら絶対に手術?手術の方法は?

子宮外妊娠には手術が必要か

子宮外妊娠と診断されたら、まずは手術が必要か、その他の治療法で大丈夫かという選択となります。早期発見できれば、手術をしなくてもいいケースも多いのです。経過観察となる待機治療、あるいは薬物治療もありますから、子宮外妊娠イコール手術と恐れることはありません。

ただ、子宮外妊娠の多くは卵管妊娠であり、手術になるケースが多いのも事実です。中には自然に流産してしまうこともありますが、いずれにしても正常な妊娠ではなかったということで女性への心身の負担は大きくなります。一人で抱え込まず、医師ともよく相談して適切な対処をとりましょう。

手術の方法には、卵管を除去する根治手術、卵管を切って胎嚢だけを取り出す手術と2種類あります。後者なら再び妊娠できる可能性はありますが、子宮外妊娠が再発するリスクもあります。再発を避けるために、最近では腹腔内鏡下手術が行われるケースも増えてきています。

子宮外妊娠は早期発見が肝心!気付くポイントは?

子宮外妊娠は早期発見が肝心

子宮外妊娠は、早期に発見することで手術を避けることもできます。まずは婦人科で検査を受けなければ子宮外妊娠とはハッキリわかりませんから、自覚症状に敏感になっておくことです。

子宮外妊娠の兆候としては、大なり小なりの腹痛が必ずといっていいほどあります。性器出血もサインの一つですが、出血を月経だと思ってしまう人がいるのもよくあるケースです。そうなれば妊娠にすら気付けないことになり、事態が重くなってから病院に運ばれる人も多いのです。
不審な出血をはじめ、腹痛が続いたら、子宮外妊娠で腹痛を引き起こしている可能性があります。必ず、病院へ行くようにしましょう。

子宮外妊娠の診断法は?

子宮外妊娠の診断は婦人科に行けば簡単と思うかもしれませんが、実はそうでもありません。状態が重ければすぐに手術となり、診断が早いのですが、症状が軽い場合などはどのように治療するかどうかにも方法が複数あり、治療方針が決まるまでに時間がかかることもあるでしょう。

妊娠すれば誰でも婦人科で検査を受けることになりますが、これを嫌がってなかなか婦人科に行きたがらない人もいます。実際には初めに問診が行われ、次に超音波検査という流れで、昔のようにいきなり触診などということにはなりません。
重要なデータとして、最後の月経や基礎体温、性交渉の時期などが聞かれますから、まめにメモしておくといいでしょう。

超音波検査でも疑いが晴れない場合は、血液検査でホルモンの状態を調べます。まれに子宮内外同時妊娠をしているケースもあり、妊娠しているかどうかを早めに検査してもらうことも重要です。

PR