流行のマタニティ登山。妊娠初期に登山しちゃっていいの!?
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流行のマタニティ登山。妊娠初期に登山しちゃっていいの!?

静かなマタニティ登山ブームで妊婦山ガールも増えています。自然の中で有酸素運動ができるので妊婦スポーツに適しているように思えます。しかし、本当にリスクはないのでしょうか。妊娠初期に登山してしまっても大丈夫なのでしょうか。マタニティ登山を検証します。

静かなブームのマタニティ登山

妊娠初期のマタニティ登山

妊娠中の適度な運動は現代では推奨されています。妊婦の健康づくりや体重コントロールに効果的ですし、お腹の赤ちゃんが産まれた後の成長にも好影響があるのではないかと研究が進んでいます。
そんな中登山ブームと相まって、最近人気があるのがマタニティ登山です。美しい風景、美味しい空気、ゆるやかな有酸素運動。登山は妊婦の運動に適しているように思えます。
しかし、ちょっと待ってください。本当に妊婦が登山なんかしてしまってもいいのでしょうか。特に妊娠初期に登山だなんて危険ではないでしょうか。

妊婦に良いスポーツ、NGなスポーツは?

妊婦によいスポーツと悪いスポーツ

妊娠中に向いているスポーツはゆるやかな有酸素運動や、身体の調子を整える体操です。
皆さんご存知のウォーキングやヨガ、マタニティビクスやマタニティスイミングなどが適しています。
それ以外の運動でも、妊娠前から嗜んでいるスポーツでいくつかの危険行為を避ければほとんどの運動をすることができます。
妊娠中に行ってはいけない運動は、瞬発力を要する急激な運動や、格闘技や一部の球技などの接触の危険の高い運動、転倒の危険の高いスポーツや、気圧の変化を伴うスポーツなどです。

妊娠中の登山の危険性

妊娠中の登山の危険性

それではマタニティ登山はどうでしょうか。
まず、転倒や転落、滑落などの恐れのある本格的な登山は妊婦スポーツに向いていません。妊娠中の運動は平坦な場所で行うことが勧められています。もし行くとしたら山登りではなく、初心者や高齢者でも事故を起こさない整備されたハイキングコースを選びましょう。
また、登山中の事故で一番多いのは「迷子」です。ルートをきちんと決めて確認しておくべきです。ハイキング程度の簡単な山でも単独登山は避け、家族や仲間を伴いましょう。
軽い負荷のものでも長時間の運動はよくありません。こまめに休憩し、歩く時間は1時間以内を目処にしましょう。
酸素欠乏症や気圧の変化もリスクになります。標高の高い山に登るのはおすすめしません。
体調の変化にも注意が必要です。行くとしたらこまめに水分を取り、暑い季節や寒い季節、雨の日のハイキングは避けてください。
つまり、マタニティ登山は本当は妊婦に適したスポーツではないのです。それでも行くとしたら、安定期に平坦なハイキングコースで上記の注意を守った上で医師に相談して行くべきでしょう。

妊娠初期のマタニティ登山はNG?

マタニティ登山は安定期に限っても、厳しい安全条件を設けてそれでもやりたい場合のみにすべきです。
それでは妊娠初期に登山することはどうなのでしょうか。妊娠に気づかず山に行ってしまうこともありますよね。
妊娠初期に妊娠に気づかずに飲酒やレントゲン、激しい運動をしてしまうことはよくあることです。そしてほとんどのお母さんがかわいい赤ちゃんを産んでいます。また、妊娠初期の流産の原因のほとんどは染色体異常などの赤ちゃん側の原因で、お母さんの行動で流産することはあまり多くありません。登山をしてしまったけど今は無事だった場合はそれほど気に病んだり自分を責めたりしないでください。

ただ、あえて妊娠初期に登山をするのは止めたいところです。わざわざリスクを増やす行為ですし、最近で妊娠初期に運動しすぎると、腰痛に悪影響だという研究も発表されました。
また、滑落などの激しい事故は妊娠の期間に関わらず流産や早産の原因になります。

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