妊娠2か月が一番危険!妊娠初期に風邪をひいたらむやみに薬は飲まないで!
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妊娠2か月が一番危険!妊娠初期に風邪をひいたらむやみに薬は飲まないで!

風邪かなと思って風邪薬を飲んだら、妊娠してた!とあせったり、妊娠初期に風邪をひいても薬は飲めないから、とつらい症状に苦しんだり。漠然と知っているけど、薬はいつどんな影響があるのでしょうか。妊娠の経過と薬の影響について調べました。

風邪と似ている妊娠初期症状

なんだか熱っぽくてだるいな、と思ったら妊娠していた、という経験をした妊婦さんがかなりいますが、そんな場合、妊娠を予想していない方は、ぱっと何も考えずに妊娠初期に風邪薬を飲んでしまうかもしれませんね。もちろん風邪ではないので、薬を飲んでも症状は改善されません。そのまま、継続して市販薬を飲み続けるのは、ちょっと危険です。

薬と胎盤の関係

妊娠初期の風邪を引いても薬は飲んではいけない

妊娠中に薬を飲むと、血液を通して胎盤まで薬の成分が運ばれ、胎児に影響を与えるので、多くの市販薬は妊婦には使用しないように表示されている場合があります。とくに妊娠初期には、胎児の大切な組織や器官が作られる時期なので、もっとも気を付けるべき、と言われています。

妊娠超初期の薬の影響

妊娠初期と言っても幅が広いので詳しく考えてみましょう。妊娠週数の考え方は、最終月経が始まった日をまず妊娠0週0日、と数え表現します。ですから厳密にいうと次の排卵日まではどう考えても妊娠してはいないのに、妊娠と言い表しているのですね。さて、妊娠0週から妊娠3週までの妊娠1か月に薬を服用しても、薬の残留成分が強いものを外して、薬の影響はなく奇形も起こらない、とされています。

妊娠4週からが注意!

妊娠4週から7週、つまり妊娠2か月が一番薬に関して注意しなければならない、とされています。妊娠4週、5週というのは、「あれ、生理が遅れているな」と思い出すころですね。このころ、お腹の中では何が起こっているのかというと、受精卵が細胞分裂を繰り返しながら子宮に到達して着床します。
そして胎嚢という袋が作られ、エコーでも確認できるようになるのが妊娠4週後半から5週位です。胎嚢の中では、胎芽と呼ばれるようになった受精卵が成長していきます。胎芽がエコーで確認できるのはさらに妊娠5週から6週以降位。

その後、心音が確認されるのは、妊娠6週から妊娠7週の方が多いですね。心音が確認される頃の胎芽は約1センチ強位の大きさ。こんな小さくても心臓が動いているのは、感動的ですね。ちなみに、医学的には、妊娠10週から胎芽ではなく胎児、と表現します。

さてこのように、ちょうど妊娠4週から8週の間というのは、受精卵が、胎芽、胎児へと成長、つまりは体の根幹をなす大切な組織や器官を形成している時期なんですね。この時期の薬の継続的な服用はかなりの配慮が必要なわけです。大切なのは、継続的な、ということで、うっかり1-2度、という事なら問題はありません。

妊娠3か月以降は?

妊娠初期は妊娠2か月から4か月をさしますが、まだまだ薬の影響は考慮しなくてはなりません。妊娠3か月、4か月では、すでに重要な器官は形成されていますが、口蓋や性器などはこれからの時期に作られるようになるので、このころまでは薬の影響での奇形の可能性が考えられるのです。

妊娠5か月以降は?

安定期、妊娠中期といわれる妊娠5か月以降は、薬による奇形の可能性はなくなりますが、胎盤を通して薬の成分の影響、副作用はありますので、個人的判断での市販薬の服用は、おススメできません。

妊娠初期に風邪になったら?

妊娠中は、ウイルスに対する免疫力が下がっているため、風邪にかかりやすい状態になっています。妊娠前ならかからなかったかもしれない状況でも、妊娠中だとかかってしまう場合がありますので、充分注意したいですね。風邪は通常だとゆっくりと静養し栄養をとれば、2-3日で徐々に回復に向かいますが、重症化すると細菌感染までおき、気管支炎になったりするので、注意が必要です。
市販薬を自己判断で服用せず、かかりつけの産科へいきましょう。内科や耳鼻咽喉科に行っても、怖がってあまり薬を出してもらえない場合がままあります。産科へ行って、安心できる薬を処方してもらいましょう。

筆者自身、一人目の妊娠の時に、職場で隣に風邪をひいている人がいて見事に移りました。その時は妊婦健診以外で、気軽に産科へ行っていいものだとは知らずに加湿器をつけて、うんうんひたすら寝ていました。
後日、医者に言ったら、そういう時は薬出せるよ、と言われ、拍子抜けしたこともあります。もっと産科医に相談しましょう!

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