妊娠初期に胸のしこりは妊娠初期症状から乳がんまで?自分でできる見分け方
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妊娠初期に胸のしこりは妊娠初期症状から乳がんまで?自分でできる見分け方

妊娠初期に胸のしこりに気付く人は少なくありません。多くは妊娠に伴う乳腺の発達によるもので全く心配は要りません。しかし、妊娠中であっても乳腺炎や良性腫瘍、乳がんの可能性はあるのです。妊娠中の胸のしこりの簡単な見分け方をご紹介します。

妊娠初期の胸のしこりのほとんどは…

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No title / кофе https://www.flickr.com/photos/raffaello05/4953131865/

妊娠初期に胸のしこりに気付いたり、胸の張りや痛みに悩まされる人はよくいます。

しかし、ほとんどのケースでは心配は要りません。出産後の授乳に備えて女性ホルモンや脳下垂体からのホルモンがはたらき、乳腺が発達してきます。それは意外と妊娠の初期からはじまるのです。最初に気付いた妊娠初期症状が胸の違和感だったという人も少なくないほどです。

妊娠初期症状としての胸の違和感

妊娠初期症状としての胸の違和感はしこった感じのほかに、乳頭の敏感さが増してブラジャーなどがこすれて痛かったり、胸全体に張りや痛み、かゆみを感じるなどがあります。乳首の黒ずみも妊娠初期からだんだん始まります。

妊娠初期の胸のしこり、注意すべき場合もある?

妊娠初期の胸のしこり、注意すべき場合もある?

妊娠初期の胸のしこりのほとんどは心配いりません。

しかし、出産前であっても乳腺炎を起こすことはあります。また、妊娠中であっても良性の乳腺腫瘍や乳がんになる可能性は通常と同じくらいあるのです。

妊娠中の乳腺炎

妊娠中の乳腺炎

乳腺炎の多くは授乳期間に、乳腺におっぱいが詰まって炎症を起こす授乳期乳腺炎です。出産前であっても臨月などはこのタイプの乳腺炎を起こすことは稀ではありません。

しかし、授乳期間でなくても乳腺炎にかかることはあります。乳腺に老廃物が溜まってそこに細菌が感染すると、乳腺炎になることがあるのです。

妊娠中の乳腺線維腺腫

線維腺腫は乳腺炎や乳がんに比べ聞き慣れない病名ですが、若い女性の乳房の病気では乳腺炎と並んでよくある病気です。

乳房に発生する良性の腫瘍で、大きくなると手術が必要な場合もありますが、大半の場合は特に悪さをしないので治療の必要はありません。乳腺線維腺腫は妊娠中に成長したりするので、妊娠で気がつくこともよくあります。

妊娠中の乳がん

乳がんは妊娠中であっても成長します。俗に、妊娠や授乳中には大きく育つとか、逆に進行が止まるとかいわれていますが、実際には乳がんの進行に影響はないといわれています。

現代の医療では、多くのケースで妊娠の経過にあわせて検査や治療を選択し、お母さんの乳がん治療と胎児の順調な成長や出産を両立できます。妊娠中でも乳がんかなと思ったらためらわず乳腺科を受診してください。

妊娠中の胸のしこりの見分け方

指を揃える

胸のしこりを見つけるには正しい自己検診が必要です。胸をつまむんではいけません。仰向けに寝て手のひらと5本の指でなでるように調べたり、4本の指を揃えて、まんべんなく押しながら滑らせ、硬いものに触れないか確認しましょう。

妊娠中の乳腺の発達によるしこりの場合は、つまむとしこりのような塊を感じますが、自己検診ではしこりとして指に触れません。

乳腺炎のしこりの多くは乳首の下に発生します。特徴は押すと痛いことです。乳腺炎を放置すると高熱が出たり、乳房全体が腫れあがって手術が必要になることもあります。かかりつけの産婦人科か、乳腺科に相談しましょう。

良性腫瘍や乳がんの場合のしこりは押しても痛みを感じません。比較的石のように硬いしこりは乳がん、グミのように柔らかいしこりが線維腺腫といわれていますが、識別が難しいことがあります。乳腺科を受診してください。

乳首から分泌液が出る場合は色に注目してください。

母乳や、ホルモン過多、乳腺炎の場合の分泌液は透明や白、黄色です。しかし、赤や茶色の液体が出てきたときは乳がんの可能性があります。

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