妊娠初期の関節痛はなぜ起こる?関節痛の原因と対処法
1,289views

妊娠初期の関節痛はなぜ起こる?関節痛の原因と対処法

妊娠初期の関節痛は、多くの妊婦さんが経験しています。妊娠中の関節痛=お腹が大きくなる妊娠後期に起こりやすいトラブルのイメージがありますが、まだ体型に変化のない妊娠初期にも起こりやすいトラブルなのです。妊娠初期に関節が痛い場合には、どのような対処法が効果的なのでしょうか?

妊娠中は関節痛になりやすい

妊娠初期と後期の違い

妊娠中に膝や股関節などに痛みを感じる人は少なくありません。このような関節痛は妊娠初期から後期まで感じることがありますが、初期と後期では関節痛の原因が異なります。それぞれどのような原因で関節痛が引き起こされているのでしょうか?

妊娠中は体重増加で関節炎になりやすい

妊娠後期の関節痛の原因は、おなかが大きくなることと体重の増加です。妊娠後期になると体にかかる負担が大きくなり、なかなか思うように動くことが出来なくなります。
この時に関節に負担が掛かってしまい、痛みを感じることがあるようです。また、妊娠後期は動きにくいことから運動不足になりがちです。運動不足によって関節痛になる人もいるようです。

一方で妊娠初期は体型には大きな変化もなく、体重が大幅に増える時期でもありません。それなのに、なぜ関節痛が起こりやすいのでしょうか?
妊娠初期の関節痛の原因は、リラキシンというホルモンです。リラキシンは、骨盤周辺をやわらかくするホルモンです。妊娠初期から後期にかけて分泌されますが、初期は特に分泌量が多くなります。見た目には表れませんが、妊娠すると体は徐々に出産に向けて準備を始めているのです。

妊娠初期には関節痛を感じやすい

このようにホルモンの影響で骨盤周りがやわらかくなることによって体が歪みやすくなり、関節に痛みを感じてしまうのです。
また、リラキシンは骨盤だけでなく膝の周りの筋肉にも影響を与えます。そのため、妊娠初期に膝の痛みを訴える人は少なくありません。

このような妊娠初期の関節痛は、はじめて妊娠する人の約80%が経験すると言われています。そのため、妊娠初期の定番のトラブルとも言えるでしょう。ちなみに、2度目の妊娠以降は関節痛を感じることが少なくなるとも言われています。

関節痛を和らげるには?

妊娠中は痛み止めを服用することができない

妊娠初期の辛い関節痛をなんとかしたい!と考えている妊婦さんも多いかと思いますが、妊娠中は痛み止めを使うことができません。そのため、病院で相談しても悩みが解決されないことがほとんどなのです。
では、多くの人が経験している妊娠初期の関節痛はどのようにして和らげれば良いのでしょうか?

効果的な対処法

まずは関節痛に効果的な座り方を紹介します。足の付け根や膝などの関節が痛い場合は、お尻の下にクッションや二つ折りにした座布団を挟んで座りましょう。あぐらや足を伸ばして座るのが望ましいようです。重要なのは、骨盤を安定させて関節に負担をかけないことです。

関節痛には無理せずストレッチや入浴

湯船に浸かって体を温めるのも関節痛を和らげるのに効果的です。特に冬の季節は冷えも気になるため、日頃から湯船で体を温めるよう心がけましょう。ただし、妊娠中は熱すぎるお風呂や長風呂は危険です。ぬるめのお風呂に10分程度浸かるだけでも十分効果は得られると思います。

マッサージやストレッチを取り入れてみるのもおすすめです。ただし、マッサージといっても力任せに押してはいけません。優しくさするだけでも効果がありますので、ぜひお風呂上がりに実践してみましょう。
しかし、妊娠初期のマッサージやストレッチは体調を見ながら行うことが大切です。始める際には、必ずかかりつけの産婦人科医に相談してからにしましょう。

PR