不妊治療で知っておきたい人工授精とは?人工授精のリスクや妊娠の可能性について
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不妊治療で知っておきたい人工授精とは?人工授精のリスクや妊娠の可能性について

不妊治療を進めていく上で、タイミング療法などで上手く妊娠が出来なかった夫婦が次に進むステップとして人工授精があります。人工授精とはどういうものなのでしょうか?そして人工授精のリスクや妊娠の可能性などについてまとめました。

人工授精とはどういった治療法か知っていますか?

人工授精という治療法

様々な不妊治療がありますが、多くのケースが排卵を起こし、その上でタイミング療法として夫婦間での排卵日でのタイミングを指導します。それでも妊娠しない場合、あるいは何かしらの体の問題で妊娠にいたらない場合には、次のステップとして人工授精を選択するカップルは少なくありません。実際に、最近では1割のカップルが人工授精によって赤ちゃんを授かっているのが現状です。

ただし、人工授精というと「人工」という言葉が付いてしまっているために、どうしても人工的な赤ちゃんというようなイメージを持たれてしまっていることがありますが、実際にはそうではありません。女性の排卵日に合わせて、男性の精子を女性の体内に受精しやすいように送るだけなのです。ですから、送られた精子と卵子が受精するプロセスは、自然妊娠となんら変わりがありません。

知っておきたい!人工授精のリスクとは?!

人工授精を選択する上で、人工授精のリスクはきちんと理解しておかなければならないでしょう。もちろん、人工授精を行う際には、そのリスクをきちんと医師から説明を受けるでしょうが、大まかなリスクについてまとめました。

女性にとっての身体的、精神的なストレス

人工授精のリスク

もともときちんと排卵されているのであれば、そこまでのリスクはありませんが、排卵誘発剤を必要とする場合には、注射を毎日のように打たなければならないこと、ホルモンのコントロールによる副作用などのリスクはきちんと理解していかなければなりません。ただし、これは、人工授精の場合ではなく不妊治療そのものに対してのストレスでもありますから、上手く付き合っていかなければならない問題なのかもしれません。

感染症についてのリスク

ほとんどの病院に関しては、ほぼ問題はないのかもしれませんが、やはりリスクとしてあるのは感染症の問題です。人工的に体内に精子を送り込むのですから、その際に膣を傷つけてしまったことによる感染症、あるいは、精子の管理をしている際に発生する感染のリスクは決してないとは言えません。

費用に関してのリスク

人工授精はいくらコストがそこまでかからないとは言え、それでも1回の人工授精につき数万円はかかってしまいます。もちろん、市町村からの助成金などもありますが、自然妊娠に比べれば費用がかかってしまうのが現実です。1回の人工授精で妊娠する確率は20%から40%だと言われていますが、その人工授精も数回に渡ってしまえば、10万以上の費用となってしまうのです。

誤解されがちな人工授精をきちんと知ろう

人工授精の正しい知識

今や不妊治療では、多くのカップルが人工授精という手段を選んでいる時代です。
人工授精で授かった赤ちゃんは、奇形児の確率が高いというような研究発表が海外でされているのは事実ではありますが、この場合、人工授精という選択をするカップルの多くが35歳以上の高年齢出産であるために、通常の自然分娩の場合でも同じようなリスクがあるという見解もあります。つまり、人工授精だからということではないという考え方もあるのです。

もちろん、人工授精とはいえ、実際には男性の健康的な精子を女性の排卵日のタイミングで入れるだけですから、その後のプロセスは自然妊娠となんら変わらないのです。こういったことからも、人工授精だからといって大きなリスクがあるものではありません。

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