hCG注射と妊娠検査薬は誤反応する?実は関係なしと言う説も?
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hCG注射と妊娠検査薬は誤反応する?実は関係なしと言う説も?

不妊治療に使われるhCG注射と、妊娠検査薬に反応する尿中のホルモンは実は同じものです。ということは、hCG注射後に妊娠検査薬を使うと陽性の誤反応が出てしまうのでしょうか。hCG注射と妊娠検査薬を開けるべき一般的な日数や注意すべき場合などをまとめました。妊活に役立ててください。

不妊治療に使われるhCG注射

不妊治療に使われるhCG注射

hCGは不妊治療でよく使われる薬剤です。

黄体機能不全による不妊症のほか、排卵のタイミングを整える目的や、習慣性流産の方が初期流産を食い止める目的でも使われます。原因が特定できない不妊症にも使用されることがあります。

hCGホルモンって?

hCGは、ヒトが受精すると大量に分泌されるホルモンです。子宮内膜を肥大化させる役割と、妊娠を継続させる役割があります。
妊娠時の尿から多数検出され、注射で使われるhCGも妊婦の尿が材料です。

妊娠検査薬の原理

妊娠検査薬の原理

通常はhCGは妊娠初期の女性のみが大量に分泌しているものです。このhCGは尿からも多数検出されます。

妊娠検査薬の原理とは、試薬に尿をかけて、このhCGホルモンが一定量以上ないかどうか確認することです。試薬が反応すれば妊娠初期、陰性ならばそうではないということが99.9%の確率でわかります。

hCG注射と妊娠検査薬、誤反応する?

不妊治療に使われるhCG注射と、妊娠初期に分泌されるhCGホルモンはまったく同じものです。

ということは、hCG注射を行なっていると、妊娠していなくても妊娠検査薬が陽性になってしまうのではないでしょうか。結論から言うとそのとおりです。hCG注射と妊娠検査薬は反応してしまいます。妊娠したくてhCG注射をしているのに妊娠検査薬が使えないなら困ってしまいますね。

hCG注射はいつ打つ?

よくある、黄体補充目的と排卵促進目的の場合は、hCG注射は排卵の36~24時間前に打ちます。

妊娠検査薬の正しい使用期間は?

妊娠検査薬の正しい使用期間は、普通のものなら月経予定日の1週間後から、早期妊娠検査薬や病院で処方されるものなら月経予定日当日からです。

hCG注射でhCGはどのくらい残るの?

hCG注射でhCGが残る期間は、人によって異なります。

hCG注射は効果の続きやすい筋肉注射で行い、吸収にも個人差があります。また、hCGの投与量も病状に合わせて変わります。一般的に黄体刺激を目的とした投与の場合は1000~5000単位くらい投与します。hCGが残る目安としてはhCGの投与が5000単位で1週間、10000単位で2週間残ると言われています。

ということはhCG注射と妊娠検査薬は影響なし?

つまり、一般的な月経周期28日で、黄体補充や排卵が目的で1000~5000単位ほどのhCG注射を排卵の36時間前に行ない、普通の妊娠検査薬を月経予定日の1週間後から使った場合は実はあまりhCG注射と妊娠検査薬の関係を心配する必要ありません。

もちろん、注射によるhCG残存の可能性はゼロではありませんが、大きく心配する必要はなく、心配な場合は日をおいて再検査すれば大丈夫でしょう。

hCG注射と妊娠検査薬の関係を心配すべき場合

hCG注射をしてhCGホルモンが残存しているときに妊娠検査薬を使用すると妊娠していなくても陽性が出てしまいます。

hCGホルモンを何度も注射する場合や、大量に注射する場合、早期妊娠検査薬やフライング検査で1日も早く妊娠を確認したい場合は注意が必要です。

その場合は日にちをあけて再検査をするか、妊娠4週にもなると早い人は超音波検査で胎芽が見えてきますから、超音波検査などで確認することをお勧めします。

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