卵管検査の種類 造影、通気、通水 違いを解説
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卵管検査の種類 造影、通気、通水 違いを解説

赤ちゃんが欲しいと思ったとき、できるだけ自然妊娠を望みますよね。もう長いこと妊活をしていて、それでもなかなか妊娠しないという女性は、卵管検査を受けてみてはいかがでしょうか?こちらでは卵管検査の種類をそれぞれご紹介します。

卵管検査の種類

Pregnancy Options / Reg Natarajan https://www.flickr.com/photos/regnatarajan/9115493444/

不妊治療のひとつ 卵管検査とは

卵管検査ってなに?

卵管検査とは、不妊治療の一環として行われる検査です。

精子は卵管を通って卵子と出会います。また、卵管は卵子を取り込むミットの役目もあり、ベルトコンベアのように使われます。受精後は胚を育てる培養器にもなり、妊娠にとって不可欠な部位です。そのため、卵管に何らかの障害があると受精の妨げになります。

卵管検査とは、この障害の有無を調べるものになります。

また、検査とは言っても、詰まっている人にとってはこれによって通りが良くなります。そのため、治療の一環でもある、という点が特徴です。卵管の検査には3つの種類があります。

ここからは、卵管検査の種類3つについて、それぞれ見ていきましょう。

卵管造影検査

卵管造影検査

Latidos y ecografía / Daquella manera https://www.flickr.com/photos/daquellamanera/1392348012/

卵管造影検査は卵管に詰まりや腫瘍、癒着などがないかを調べる検査です。

子宮に造影剤を注ぎ入れて、その広がり方をレントゲンを使って見ていきます。造影剤を入れるとコントラストが出るため、非常に見分けがつきやすくなります。そして、卵管が通っているか、奇形がないかをチェックできます。

検査は、まず子宮にバルーンカテーテルを挿入して膨らませます。次に、子宮口から造影剤を入れます。それが子宮内で広がるかどうかをレントゲンによって診断します。検査自体は1時間以内で終わりますが、レントゲンの撮影は、造影剤を入れた直後と丸一日後の2回行います。

卵管造影検査は、かなり痛いと聞いたことがあるかもしれません。

これは、卵管が詰っているためで、そうでない方の場合は、ほとんど痛みはありません。ただ、バルーンを入れるため、この時に鈍痛のようなものを感じることはあるかもしれません。場合によっては痛み止めを処方してもらったり、麻酔薬を打ってもらったりできるので、相談してみると良いでしょう。

器具を入れる際、子宮内が傷ついてしまい、少量出血することもあります。この点はデメリットかもしれません。ただ、数日で止まるため、それほど心配しなくても大丈夫です。

卵管通気検査

 Uterus Anatomy Embroidery Hoop Art. Hand Embroidered. / Hey Paul Studios

卵管通気検査 https://www.flickr.com/photos/hey__paul/7687805718/

卵管通気検査も、不妊治療の一環として行われる検査です。炭酸ガスを子宮口から注ぎ入れて、詰まっていないかどうかをチェックします。

こちらの検査も、やはりカテーテルを使います。子宮口から入れて、卵管の通気装置につなぎます。そして、聴診器を使ってガスの流れ出る音を確認しながら、詰まっていないかを観察します。

卵管通気検査は、グラフ化されます。特徴により、正常型や癒着型など、グラフの形状が分かれます。

通気検査についても少々痛みが伴います。ただ、激痛というものではありません。検査中は、生理痛に似た痛みを感じることがあります。
炭酸ガスが腹腔内にあることで、検査後に痛みを訴える人もいます。長い時で数日間痛かったというケースもあります。

多くは肩やみぞおちが痛くなります。立ちくらみを感じる人もいるため、電車や自分で車を運転しての移動はあまりおすすめできません。タクシーで帰宅するのが安心でしょう。

卵管通水検査

卵管通水検査

卵管通水検査も、卵管の通過性をチェックする検査になります。

子宮口に蓋をして、体内に流れ込まないようにしてから生理食塩水を注ぎ入れます。そして、医師の手で感触を見て、詰まっているかどうかを診断します。これにより卵管の通り具合だけでなく、子宮の形や癒着の有無なども分かります。

卵管の通りの良くなかった人にとっては非常に効果的で、以後3カ月間は妊娠しやすい状態になります。ただ、上記2つの検査に比べて、正確性に欠けるという短所があります。気になる人は造影や通気の検査を受けた方が良いかもしれません。

卵管通水検査は、他の2つと比べれば軽い検査になります。タイミング法を試したりホルモン剤を使ったりしても中々妊娠しないという時には、まずは卵管通水検査を受けてみてはいかがでしょうか?

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