不妊症の原因となる性器結核 男女別の症状と治療法
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不妊症の原因となる性器結核 男女別の症状と治療法

性器結核は、男女とも結核菌が原因となって発症する病気です。女性は卵子が着床しにくくなるため、不妊症の原因にもなります。肺結核の一種である、性器結核について、男女別の症状や治療法などをご紹介しましょう。

不妊症の原因は性器結核かも?男女別性器結核とは?

不妊症の原因は性器結核かも?男女別性器結核とは?

結核は肺の病気ですが、男性、女性の性器に感染をする性器結核という病気があります。

性器結核になると不妊の原因となります。赤ちゃんを希望しているのになかなか授からないのは、性器結核に掛かっているからなのかもしれません。

男女別の性器結核の病気について勉強しましょう。

性器結核の病気とは?

性器結核の病気とは?

性器結核は、肺の結核菌が血液の流れにのって、生殖器に運ばれて発症する病気のことです。結核菌が男性の生殖器に感染をすると男性器結核、女性の場合は女性器結核と呼ばれます。

結核菌はグラム陰性無芽胞性桿菌に属する抗生菌で、酸やアルカリ、アルコールなどに強い菌で、空気による感染を起こしてしまいます。結核菌は基本的には肺に感染して、肺結核を引き起こすのですが、稀に肺以外の部分へ感染するのです。

男女とも、性器結核になると赤ちゃんを授かりにくい体になります。不妊症の原因となる性器結核の男女別の症状をみていきましょう。

不妊症の原因となる性器結核

【男生殖器結核の症状】

尿路や精路の前立腺に感染し、炎症が起こります。硬く、でこぼこしたはれを引き起こします。男生殖器のはれに関しては、あまり自覚症状がありませんが、精巣に痛みを感じたり、下腹部痛がある方もいらっしゃいます。

【女生殖器結核の症状】

卵管が狭くなったり、しこりができたりします。これが原因で不正出血や下腹部痛を起こすこともあります。

性器結核にどうしてなるの?

性器結核にどうしてなるの?

肺外結核である性器結核になるのは、結核菌が血管を通って運ばれるからです。血流にのって運ばれた結核菌は、腎臓やリンパ節に残ってしまうのですが、稀に性器に感染を起こします。

【男生殖器結核の原因】

結核菌が血流にのって、前立腺や精巣などに運ばれて、尿路に逆行して感染をすることが原因です。

【女生殖器結核の原因】

ストレスや生活習慣の乱れなどが原因で、生殖器に眠っていた菌が悪さをします。中年以前の女性が発病しやすく、ステロイド剤や抗がん剤を使っている方も発病しやすいです。

性器結核が進行すると不妊に

性器結核が進行すると不妊に

【男生殖器結核の進行】

性器結核が進行してしまうと、男性の場合は精子を作り出すための精巣機能に障害が出てきてしまいます。しっかりとした精子を生み出すことができないため、男性不妊症の原因となることがあります。

長期的に炎症が起こったり、慢性疾患となっているのに治療を行わずそのままにしておくと、男性不妊が起こりやすくなります。感染がひどくなると、精巣自体を破壊してしまうため危険です。

ただ、結核の病気自体が減少しているため、生殖器結核の頻度も低下しています。

【女生殖器結核の進行】

女性器に結核菌がいたからといって必ず発病するわけではありませんが、結核菌が女性器にねむっていて、何らかのタイミングで悪さをすることもあります。

この場合、感染して2年以内に発症することが多いのですが、卵子が着床しない不妊原因となるため、早期治療が大切です。

性器結核の治療法

 性器結核の治療法

【男生殖器結核の治療】

血液・尿・前立腺液検査などをして結核菌の有無を調べ、抗結核剤を投与して治療を行います。完治までにおよそ6か月ほどかかります。

【女生殖器結核の治療】

男性と同じように抗結核剤を使った化学療法を行います。6か月程度抗生剤を飲んで治療をします。

男女ともに治療期間は6か月程度と長くなりますが、しっかりと治療をすることで性器結核が原因となっている不妊症を予防することができるため、完治させることが大切です。

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