不妊治療の採卵とは?痛みはあるの?費用はどのくらい必要?
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不妊治療の採卵とは?痛みはあるの?費用はどのくらい必要?

赤ちゃんを望んでいるのに授かることができない場合、不妊治療にふみきるカップルも多くいます。不妊治療は卵巣から卵子を取り出す採卵を行います。不妊治療の際に行われる採卵とはどのようなものなのでしょうか?採卵の痛みや、採卵に必要となる費用などをご紹介しましょう。

不妊治療の採卵ってどんなもの?

不妊治療の採卵ってどんなもの?

採卵とは体外受精をするときに、女性の卵巣から卵子を取り出すことです。採卵された卵子は、男性の精子と体外受精を行い、受精卵となったものを子宮へ戻して着床を試みます。

不妊治療の際の採卵方法や痛み、採卵のための費用などをご紹介しましょう。

採卵とはどんな方法で行われるの?

採卵とはどんな方法で行われるの?

不妊治療の1つである体外受精を行う場合、女性は採卵を、男性は採精を行います。今回は、採卵はどのように行われるのか、その経緯をご紹介しましょう。

①排卵誘発

採卵をする前に、取り出すための卵子を成熟させる必要があります。

採卵をするときは、一度に多くの卵子を取り出した方が効率が良いため、排卵誘発を行います。排卵誘発の方法は、低刺激、中刺激、高刺激の3つの段階があり、女性のホルモン採血やAMHと呼ばれる分泌ホルモンを測定し、医師との相談の上、個人に適応した方法がとられます。

②採卵

卵巣から卵細胞を吸引します。経膣超音波装置を使用して、超音波で画像を見ながら、採卵用の針で卵細胞を取り出します。このときに、卵細胞と卵胞液を一緒に採取します。

超音波装置で卵巣をみて、卵胞径が18mmを超えると、hCGの注射をします。この注射をすることで、卵壁から卵子がはがれやすくなります。その後に採卵をします。

採卵の痛みはどのくらい?

採卵の痛みはどのくらい?

不妊治療をするときに不安となるのが、採卵をするときの痛みではないでしょうか?

採卵をするときは、チクチクとした痛みがあるため、軽い麻酔をする病院もあります。麻酔として使われるものは、鎮痛剤や入眠剤などの静脈麻酔、吸引麻酔、硬膜外麻酔などがあります。また、局所麻酔をする場合もあります。

麻酔なしで採卵をする場合、チクッとした痛みがありますが、この痛みに耐えられる方とそうでない方がいらっしゃいます。無麻酔の場合、痛みに個人差があります。麻酔をしてもしない場合も、採卵後にお腹が痛むことがあります。

採卵方法の費用とメリット・デメリット

採卵方法の費用とメリット・デメリット

ロング法とショート法の採卵方法の費用やメリット、デメリットをご紹介します。採卵方法は数種類あるため、採卵をするときにはあなたが希望する採卵方法を医師と相談して決めることが大切です。

【ロング法】

ロング法は、生理前に排卵抑制のGnRHアゴニスト薬剤を使って卵胞の成長を促します。

(費用)ショート法よりも高くなる

(メリット)
・採卵日の調整がしやすい
・採卵の卵子数が多い
・採卵数が多いため妊娠率が高くなる

(デメリット)
・卵巣機能が低下しているとできない
・通院回数と費用がかさむ
・刺激が強く卵巣のはれを引き起こすことがある

ロング法は、生理前に排卵抑制のGnRHアゴニスト薬剤を使って卵胞の成長を促します

【ショート法】

ショート法は、生理の後にGnRHアゴニスト薬剤を使って卵子の成長をとめて、排卵後に成長したものを採卵します。

(費用)ロング法よりも安い

(メリット)
・ホルモンが多く分泌されることが期待できる
・誘発量を少なくできる

(デメリット)
・ホルモンの多量分泌による卵胞の質の低下

採卵に必要な費用ですが、採卵方法によって異なります。ある病院では、一番安い場合は5万円程度、高い場合は50万円程度必要です。どの方法がよいかは個人によって異なるため、医師と相談の上決めるようになります。

採卵の流れ

採卵の流れ

採卵の基本的な流れを紹介します。

①採卵2日前にhCGの注射をうちます。
②採卵前夜の午前0時以降は、絶食飲です。
③採卵をします。
④採卵当日は安静にして、入浴は禁止です。

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