骨盤が歪むってどういうこと?不妊に骨盤矯正は効果あり?なし?
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骨盤が歪むってどういうこと?不妊に骨盤矯正は効果あり?なし?

硬い骨と靭帯の集まりである骨盤が歪むとはどういうことなのか、骨盤が歪むと身体にどんな影響が出るのか、そして骨盤の歪みの不妊への影響などをお伝えします。不妊に骨盤矯正が効果がありって本当なのでしょうか。

骨盤は歪むのか

骨盤は歪むのか

整体に行くと必ず言われる「骨盤が歪んでいますね。」という言葉や、女性誌に踊る「骨盤の歪みが身体の不調や肥満の原因だった!」という文字。

不妊に悩む女性は特に気になってしまいますね。

骨盤は、寛骨、仙骨、尾骨という骨と沢山の非常に丈夫な靭帯で構成されています。内臓の底となるとても丈夫な部分で、出産するとき以外は皆さんが想像されるように簡単に開いたり閉じたり歪んだりはしません。

骨盤が歪むというのは骨盤自体の形が変わるのではなく、身体のバランスが崩れて位置が左右にずれたり前後に傾くことを指します。

骨盤の歪みは治さなくてはいけない?

骨盤の歪みは治さなくてはいけない?

骨盤の歪みは治さなければいけないものではありません。

骨格が完全に左右対称な人間はいません。骨盤は思春期に完成し、人によって個体差があります。骨盤の歪みは症状がなければ無理に矯正する必要はありませんし、背景に生まれつきの脚の長さの左右差などがある場合は、矯正したところですぐに元に戻ってしまいます。

骨盤の歪みの影響

骨盤の歪みの影響

骨盤が歪むことによる悪影響は主に2つに分かれます。

1つは脊椎の一番下の仙腸関節の動きが障害されることによって起こる腰痛をはじめとした不定愁訴です。腰痛からお尻の痛みや足の痺れにつながることもあります。

もう1つは骨盤内の血流が悪くなることによる、月経痛などに代表される身体の不調です。月経痛だけでなく、子宮などの婦人科系の不調の一因がここにあるのではないかともいわれています。

骨盤矯正で不妊は解消するのか

骨盤矯正で不妊は解消するのか

骨盤の歪みがさまざまな身体の不調を引き起こすことはわかりました。それでは不妊に骨盤矯正は効果があるのでしょうか。

不妊症にはさまざまな原因があります。原因をきちんと調べると、子宮内膜症や黄体機能不全、男性の乏精子症などの病気が隠れていることも少なくありません。また、男女の加齢や性行為の障害も不妊の原因となります。

原因が他にある場合の不妊に骨盤矯正が直接効くとは考えられません。

また、不妊に骨盤矯正が効くという医学的な証拠は今のところ見つかっていません。

ただし、骨盤の歪みは腰痛やお尻の痛み、月経痛や性交痛などをもたらしますので、解消しておくことで妊娠しやすい体質に近づくことは大いに考えられます。

不妊治療の補助療法として、骨盤矯正も行っておくことがプラスにはたらく可能性もあります。

自分でできる骨盤矯正

自分でできる骨盤矯正

woman sitting and reading book in park / Kevin Ryder https://www.flickr.com/photos/labdog2010/9496543358/

整体やカイロに通って骨盤矯正をするのも良いのですが、骨盤はいくら矯正しても本人の姿勢や生活の癖でまたすぐに歪んでしまいます。生活の中でも骨盤の歪みに気をつけることが大切です。

骨盤の左右のズレが気になる場合は片方の脚を組んだり、立つときに脚を交差させたり、片方の手でばかりバッグを持ったりする習慣をやめましょう。前後の傾きの矯正には、背筋を伸ばし、顎を引いた正しい姿勢で立ったり座る癖をつけましょう。

骨盤回しなどの骨盤体操も歪みをリセットして骨盤を正しい位置に戻すのに有効です。骨盤の周りにある筋肉も鍛えられ、正しい骨盤の位置を保ちやすくもできます。

骨盤回しの方法は、頭と上半身を動かさずに腰だけを大きく回します。骨盤が歪んでいる人は回転の方向や、位置にやりにくいところがあるはずです。右回り、左回りそれぞれ大きく回してみてください。

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