化学流産は基礎体温やフライング検査から分かる~化学流産~
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化学流産は基礎体温やフライング検査から分かる~化学流産~

最近の妊活で、基礎体温をきちんと取っていたり、ちょっとでも早く妊娠出来たか知りたいということで、フライングで妊娠検査薬で検査することで知ることになった化学流産。化学流産は基礎体温などで知ることになりますが、果たしてその化学流産とはなんでしょうか?普通の流産との違いなどを含めてまとめました。

化学流産とは何?普通の流産とはどう違うの?

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妊娠は精子と卵子が受精卵となり、その後子宮に着床することによって起こる現象です。見事に着床し、その着床が安定してきてはじめて生理予定日が過ぎて妊娠が確定するのが一般的なケースです。化学流産は、その一般的な妊娠が確定する以前の流産のことを言います。つまり、精子と卵子が受精して受精卵にまでなるのですが、その後着床をしてもうまくその場所に受精卵がとどまることが出来ず、流れてしまったケースのことなのです。

検査精度が上がったことで明らかになった流産

化学流産は基礎体温や妊娠検査薬の精度が高まったことによって、一般的に知られるようになった流産です。今まで「流産」と言うと妊娠が確定し、胎嚢を確認し、さらに胎児の心拍が確認できなければ妊娠というカテゴリに入らなかった時代もあったのですが、妊娠検査薬の精度が高まり、まだ受精卵が着床するかどうかが不安定だったり、着床しても胎嚢が育たないというケースでも、妊娠と判断されてしまうときがあります。そういった不安定な時期の流産が化学流産です。

そもそも、どうして妊娠検査薬などは反応するの?

妊娠検査薬は受精卵が着床する時に、その着床を促すときに分泌されるホルモンであるhCGホルモンが分泌されているかどうかを判断しています。ですから生理予定日よりも前にフライングで検査すると、体の中で受精卵が着床しようとしている、まだ不安定な時期にも関わらず、陽性が出てしまうことがあるのです。この着床から安定した妊娠状態へ続く確率が半分くらいだと言われています。

基礎体温も同じように反応する

また、基礎体温も同様です。着床時に分泌されるhGCホルモンは黄体ホルモンを刺激している状態あり、その状態は基礎体温の状態では高温期となります。その高温期が、化学流産が起こるまで続いているのです。ですから、本来なら下がっていくタイミングでも体の中で頑張って着床している状態であるため、高温期が続いています。

化学流産をした場合どうすればいい?

一般的には、化学流産は通常の「流産」とは別物だと言われています。最近では検査技術の向上により知る機会が増えてきただけですので、多くの女性はその流産すら気がつかないというほどです。生理前にちょっと出血がある、血が混ざったおりものが出たというような症状で、体に何も変化がない場合の方が多いのです。産婦人科では化学流産は「流産」とカウントされません。

「化学流産」後の妊娠について

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通常の流産と異なりますから、多くの場合手術などもする必要がありません。また化学流産後、7日から1週間ほどで通常の生理がくることが一般的です。そのためその生理後に、また妊娠活動を通常通りに行っても問題はありません。「化学流産」は誰のせいでもありません。もちろん、女性の体の問題でもありません。たまたま受精した精子と卵子が調子が悪くて流産という形をとっただけです。逆にいうと、また妊娠が出来る!妊娠できる準備は整っているんだと、と気軽に前向きに考えて良いのです。次こそは、絶対に妊娠できることを願って、また明るい妊活を励みましょう。

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