高齢不妊の現状と、妊娠力を高めるために今あなたができること
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高齢不妊の現状と、妊娠力を高めるために今あなたができること

妊娠・出産に伴うリスクが相対的に少ない、治療により出産に至る確率がより高い年齢に不妊治療への助成の対象範囲が絞られました。平成28年度から女性の年齢が43歳以上の場合は助成対象外。自分の年齢と逆算した人もいるでしょう。今、高齢不妊の現状はどうなっているのでしょうか。

高齢の妊娠の現状

高齢出産とか、高齢不妊の「高齢」という言葉に抵抗を感じるのはわたしだけではないと思います。
でもどうやら「高齢」という言葉には、目をそむけたり、無関心ではいけないことが含まれているようです。

とくに実際に出産するタイミングが近づいているときは、仕事が忙しかったり、プライベートが楽しかったり、つい自分のカラダが二の次になっている時だったりするものです。

実際、結婚も出産年齢もどんどん上がってきていて、平成24年の平均初婚年齢は男性で30.8歳、女性も29.2歳、第1子出産時の女性の平均年齢は30.3歳だということです。
医学的には、一般的に、高齢の妊娠はリスクが高まることと同時に、出産に至る確率も低くなることが言われています。

今回は、自分のカラダに関心を持ちましょうという意味で、高齢不妊の現状についてお伝えします。

高齢不妊の現状

平均寿命と妊娠力の意外な真実

わたしは、平均寿命が伸びているのだから、妊娠・出産年齢も上がってもいいだろうと単純に思っていましたが、そうはなかなかいかないようです。
年齢が上がると徐々に妊娠力が低下していくことは、たとえ寿命が伸びたとしてもあまり変わりないそうです。

今、日本は5人に1人が35歳以上の高齢出産をしていて、まわりにも40代初産ママが増えているように実感している人もいるのではないでしょうか。
今後も晩婚化におされ、高齢出産は増えていくことでしょう。

そこでやはり考えに入れておかなければならないのが高齢不妊の問題です。

夫婦

生み時と現実にズレがありすぎるという事実

年齢が上がるほど、不妊が視野に入る確率も上がるのはみなさん知っていることだと思います。卵子の老化なんて話題になったりしているので、関心を持っている人も増えていることでしょう。

データで見てみると、妊娠しにくい人は25才で3.5%だったのが、35才では11%、40才では33%と目に見えて増加するそうです。

でも、データを知っていたとしても、結婚・妊娠・出産という現実は計画的にはいかないものです・・・。
今は仕事が充実している、転勤がある、妊娠が言い出しにくい職場、自分の病気や親の病気や介護などあなたをとりまく環境はどうでしょうか?

そして、これまで婦人科系のトラブルがなかったので、いつでもわたしは妊娠できると思っていたなど、あなたは妊娠に対してどれだけ知識をもっていますか?
正しい知識だけでもだめだし、環境が整っていたとしても自分ひとりでは妊娠できません。

計画的にはいかない、ここが女子たちのジレンマなんですね。

高齢不妊の原因

テレビからは伝わらない不妊治療の現実

現実は、望みは少なくても治療に通うことで精神の安定を保とうとする患者さんもいるそうです。治療をやめるとこころにぽっかり穴があいてしまったように思ってしまうんだそうです。

こうしていつのまにか、不妊治療に通うことそのものが目的がすりかわってしまう。
有名人の高齢出産や不妊治療のニュースを耳にするようになってきたこともとても影響が大きいようにわたしは思います。

まだまだ大丈夫と勇気づけられる一方で、じつはその影には見えてこないたくさんの人の不妊治療のつらさがあるんだと思います。

また妊娠したとしても、高齢出産にはさまざまな問題が起こる可能性が高いということも分かった上で不妊治療をするかどうか考える必要はあります。

everyday-912097_640 テレビ メディア

個人差も大きいという見過ごされがちな本質

「高齢」によるリスクや不妊治療の現状については少し分かりました。
でも、高齢だからといって妊娠できなくなるわけではありませんし、逆に何も手をうたなければ年齢が上がれば自然と妊娠率は低下します。

でも、そこには当然個人差もあるだろう、という疑問が湧いてくるのです。
卵巣予備能検査などで妊娠率の低下は測れますが、もし低下したなら自分のカラダの妊娠力をあげればよいとも考えられるのです。

厚生労働省の不妊治療への助成の対象範囲が変わり、43歳以上は助成対象外となります。そのような政府の施策には「個人差」はなかなか盛り込まれないものです。

将来的に子どもを希望する人は、外見のアンチエイジングだけではなくて、カラダ特に卵巣機能のアンチエイジングに早めに取り組んではいかがでしょうか?

高齢不妊の見過ごされがちな本質

妊娠しやすいカラダに整えるという発想

遺伝的なことでない限り、カラダのことは生活習慣が左右します。
食生活、睡眠、適度な運動、ストレスをためない生活。
当たり前のことが一番難しく、でも近道だったりするものです。

高齢不妊の方で、意外とこの根本的なカラダの中の加齢(卵子や卵巣の老化、子宮環境の悪化など)に手を打たないまま、外科的治療に頼ってしまっていることもあるとのことです。
私たちは忙しさを理由に自分のカラダを省みないことがなんと多いことでしょう。

高齢不妊というものは、計画どおりにいかない、しかもあっという間に過ぎていくチャンスに備えて、妊娠しやすいカラダを常日頃から準備しておく必要があるということです。

毛布を羽織った女性

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