妊娠したいなら精子と卵子の寿命を要チェック!
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妊娠したいなら精子と卵子の寿命を要チェック!

不妊治療の第一歩として推奨されるタイミング妊娠法ですが、それには精子と卵子の寿命に対する知識がかかせません。精子と卵子の寿命と受精可能な時間を知って、活用しましょう。精子と卵子について調べてみました。

妊娠したい、と思ったらまずは基礎体温で排卵日をチェックしますよね。不妊治療の第一歩も、医師からタイミングを教えてもらうタイミング妊娠法から。その鍵を握る、精子と卵子の寿命ってどのくらいなのでしょうか。

妊娠の鍵を握る精子と卵子の寿命

妊娠の鍵を握る精子と卵子の寿命

精子の運命

精子は毎日、精巣のなかで生産され、1度の射精では1億から5億個の精子が女性の膣へと放出されます。精子は約毎分2~3ミリの速さで、子宮頚管、子宮腔、卵管へと進み、約30分から1時間で卵管膨大部に到達し卵子と受精するのを待つのですが、この卵管膨大部まで進めるのは、放たれた精子のうち数十から多くて数百、平均百個ほどと言われています。また、もちろん運よく受精に至るのはたった1個の精子です。

精子の寿命と受精可能時間

精子の寿命は大体、2~3日間、長くても約1週間といわれていますが、射精直後の精子には受精する能力はなく、移動中にその能力を身に着けます。射精後約5時間ほど経ってから活発に運動できるようになり、その後36時間ほどが受精可能な時間で、妊娠しやすい時間といえます。もちろんこの時間しかだめだ、というわけではなく個人差もあります。

卵子について

卵子は精子のように毎日作られるのではなく、その女性が母親の胎内に宿ったときから、卵子のもととなる原始卵胞が存在し、初潮を迎えるとその中から、毎月一つずつ卵子として放出されます。

女性は左右の卵巣から交互に排卵しますが、もとの原始卵胞も歳を重ねるので、20歳の人は21歳の卵子、35歳の人は36歳の卵子を排卵していることになります。年を取ると当然卵子も老化していて、それまでの生活習慣や病気などの影響をうけたりもして、年齢が上がるごとに受精能力もおちてきます。一度老化した卵子は若返る事はありません。

妊娠の鍵を握る卵子の寿命

卵子の数

生まれたときに女性は約200万個の原始卵胞を持っていますが、これは分裂して増えていく細胞ではない特殊なものです。さらに原始卵胞は月日とともに徐々に自然に減っていき、思春期、成熟期ではなんと20万個程度まで減ってしまう考えられています。

その中から、女性が一生で排卵する数は約400個程度です。また上記のように卵子も歳とるので、30代後半になると妊娠しづらくなってきたり、染色体異常の卵子も多くなるといわれています。

卵子の寿命と受精可能時間

排卵された卵子の寿命そのものは、排卵後24時間から36時間程度と言われていますが、そのうち排卵後6時間から8時間が卵子が新鮮で受精可能性が高く、もっとも受精能力があるといわれています。

タイミング妊娠法に活用するなら

タイミング妊娠法に卵子と精子の寿命を活用するなら

寿命から考える妊娠に適した日程は?

精子の寿命の方が卵子の寿命の方より長いので、精子が卵管膨大部で待っている状態で排卵すると妊娠しやすいといわれています。基礎体温をつけているなら、基礎体温ががくんと落ちる前日あたりと、その後1日おきに性交すると確率は上がるでしょう。

しかし、基礎体温から正確な排卵日を見極めるのも難しい方もいます。そんな時は病院で診断してもらいましょう。超音波検査で卵胞の大きさを観察したり、ホルモン値などからかなり正確に排卵日を予測する事が可能です。

性交日と男女産み分けについて

生まれてくる赤ちゃんの性別は、卵子の染色体ではなく、精子の染色体の種類によって決まります。女の子を作るX精子と男の子を作るY精子。Y精子はアルカリ性に強い性質を持ちます。
女性の膣内は、排卵の際にはアルカリ性になるので、このタイミングで性交すると男の子が生まれる割合が上がることになります。
またX精子は、アルカリ性に弱いですが、Y精子よりも寿命が長く、強いとされているので、排卵日の前に性交し、膣内がアルカリ性になる前に移動し、さらに長く生き残ったX精子が受精できれば女の子が生まれる確率があがります。

前述のように、確実な妊娠を希望するなら、排卵日の前に性交した方がいいのですが、そうすると女の子が生まれる確率が高い事になりますね。

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