不妊症と漢方は相性が良い?!東洋医学からみた不妊の原因とは?
75views

不妊症と漢方は相性が良い?!東洋医学からみた不妊の原因とは?

不妊症と漢方は一見、関係ないように思えますが、西洋医学的に病気ではない不妊も東洋医学からみると不健康な状態で治療の対象になります。これは東洋医学では生殖機能の衰えは体全体の機能低下と関係があるとみるからです。東洋医学では不妊は血、気、腎が問題だと言われています。

不妊症と漢方

不妊症と漢方

近年、不妊症で悩むカップルが増えているようです。
西洋医学では不妊治療が進歩し、人工授精や顕微授精など多くの選択肢が増えていますが、いずれの療法も費用が高くつく場合が多くあります。生殖機能が活発でないということは生命力や健康度そのもに問題があることが多いとして、自分たちの健康を高めることで妊娠を目指したいと考えるカップルも多くいます。
そのような人たちにとって漢方という選択肢はとても役に立つものです。漢方は生薬と呼ばれる自然界にあるもので、体の機能を高める作用があるものの総称です。
西洋医学の薬と漢方の違いはいくつかありますが、中でも特徴的な違いは体の体温に関するものです。例えば、漢方には体を温めるものが数多くありますが、西洋医学の薬で実際的に体を温めるものはひとつとしてないと言われています。

漢方は不妊症に適している?!

漢方は不妊症に適しているのか

漢方は体を温め、本来の機能を取り戻す作用が強くあると言われています。不妊症はそれ自体は病気ではありません。ただし、生殖機能の働きが十分でないことが多いようです。
漢方はそのような病気でなないが健康ともいえない状態を改善するのに役立つものです。

東洋医学からみた不妊症の原因

西洋医学では子宮の形状や排卵状態などからみた不妊の原因を取り除くことが得意です。一方で、子宮や卵管、精巣などの器質に問題がない場合への対処はあまり得意ではありません。
しかし、最近増えている不妊症の多くは器質的な問題はないのに妊娠しないというものです。このような不妊症は東洋医学ではどのように診るのでしょうか?

【1】血の状態が悪い

東洋医学からみた不妊症の原因

西洋医学ではもちろんのこと東洋医学でも血液の状態を重要視します。
しかし、その見方は西洋医学の様に採血をして血液成分を調べるというとは少し違います。東洋医学で血の状態をみるときには、血液が健康的にめぐっているのか、血液がどこかで滞っていないか(お血)、血液量は十分にあるのかを調べます。
不妊症の男女は総じて、腹部が冷え、お血を抱えていると言われてます。男性の場合には高血圧や薄毛になることも血の状態が悪いためと言われています。このような症状があると男女ともに生殖能力が低いことが多いようです。

【2】気の不足や流れが悪い

気合い、という言葉が精神論や根性論としてでてきますが、東洋医学でも「気」は非常に大切です。しかし、東洋医学での「気」は何かをするために必要なものではなく、体の状態を健康に保つために必要なものです。
体調が悪いときに気合いで動く人もいますが、このような「気」の使い方は間違っています。本来、「気」は不調の体癒すために使用するものであり、動くために消費するものではありません。不調を感じたら、「気」を使って体を治すのが正しい「気」の使い方です。
このことがわからずに「気」を違う方向に使うと「気」そのものが減ったり、ながれが悪くなり、内臓などの働きが悪くなります。不妊症の人の多くはまさに、普段の生活の中で間違った「気」の使い方をしてしまい、自身の生命力を消費しているの状態です。

【3】腎が弱っている

男女ともに腎が弱ると体力や精力は著しく減退します。東洋医学での腎は西洋医学の腎臓よりも範囲が広く、尿の生産だけでなく、生殖や脳の働きにまで及びます。
この腎機能の低下の原因は冷えにあります。男女ともに腎が冷えると普段の生活でも疲れ易くなったり、疲れが取れない、やる気が出ない状態になります。さらに、生殖機能も衰えます。

どんな漢方がよいかは素人には難しい!

どんな漢方が不妊によいかは素人には難しい

西洋医学の場合には、症状(病名)と薬がほぼ一致しており、同じ症状なら同じ薬を飲むことが基本です。
この明快さが西洋医学の良いところなのですが、残念ながら東洋医学にはこのような明快さはありません。
そのため、不妊症の原因として血、気、腎が悪い場合にも、どれか1つが悪いのか、全てが悪いのかを全体を診て判断する必要があります。さらにその人の体質によっても処方される漢方の種類が変わります。
つまり、漢方は適したものを選択することがとても難しいのです。的確な見立てで選んでない漢方は効果が実感できないばかりか、症状を悪化させることもあります。
そのため、知識と経験のある漢方師に処方されたものを服用することが大切です。

PR