ピル?ホルモン?頻発月経の治療は何を選んだらいいの?
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ピル?ホルモン?頻発月経の治療は何を選んだらいいの?

頻発月経とは24日以内に生理が来てしまうことで、さまざまな原因があります。頻発月経の治療は原因によっても、妊娠を希望しているかしていないかによっても方法が異なります。どの治療法を選べばよいのかおおよその目安をお伝えします。

頻発月経のいろいろなタイプ

頻発月経のいろいろなタイプ

頻発月経とは、普通より頻繁に生理が来てしまう症状です。具体的には24日以内に生理がくることを指します。
女性としては1ヶ月に2、3回生理が来てしまうので生活に支障をきたしますし、いつも出血しているような状態なので貧血になる人もいます。

そんな困った頻発月経ですが頻発月経の起こる理由はいろいろあります。

年齢に伴う頻発月経

生理が始まったばかりの10代の女性や閉経の近い40代~50代の女性が頻発月経になることがあります。
多くは将来の妊娠や閉経に悪影響を及ぼすものではありません。困っていなければ頻発月経の治療の必要がないこともあります。

排卵のない頻発月経

排卵していないのに生理だけは頻繁に来ることがあります。先ほど紹介した年齢に伴う頻発月経に多い症状です。

排卵している頻発月経

排卵しているのに頻発月経になってしまう場合は、低温期が短い場合と高温期が短い場合に分かれます。低温期が短い卵胞期短縮症は卵巣機能の老化が原因であることが多いです。高温期が短いタイプは黄体ホルモンが不足する黄体不全が原因になります。

どちらも排卵はありますが妊娠しにくくなります。
また、生理は正常ですが周期の短い人も稀にいます。

どうする?頻発月経の治療

頻発月経の治療

頻発月経にはいくつかの治療法があり、治療の方針の希望を聞かれることもあります。自分がどうしたいのかあらかじめ考えておきましょう。

まずは、基礎体温をつけることをおすすめします。基礎体温表を持って受診すればどのタイプの頻発月経なのか医療機関側も判断が早いですし、それに従って考えられる治療法を提案できます。
次に決めておくのは今自分が赤ちゃんが欲しいのか、そうでないのかです。

近い将来の妊娠を希望している

頻発月経の妊娠希望

パートナーがいてすぐに赤ちゃんが欲しい場合の頻発月経の治療は不妊治療を兼ね、排卵がない場合は排卵誘発、ある場合はホルモンを整え正常化するような頻発月経の治療法が選択されます。

排卵がある場合でもない場合でも頻発月経は不妊症の原因となります。
排卵がない場合は排卵誘発剤などで排卵を促します。
卵胞期短縮の場合は卵巣刺激ホルモンを抑制する治療をします。黄体不全の場合はホルモン補充を行います。

今妊娠を希望していない

現在出産を希望していない場合は、そのまま様子を見たり、排卵のない場合はホルモン治療をして排卵できるかどうかの様子を見ることができます。
40代以降の頻発月経でもう妊娠を希望しない場合は特に治療をする必要はありません。

単に月経周期が短くて困っている場合はピルで月経周期を28日にする方法もあります。ピルで月経を定期的に起こすことができ、貧血などを予防することができます。ピルは将来の妊娠を妨げませんし、飲んでいる間の避妊も兼ねます。

頻発月経かと思ったら思わぬ病気が潜んでいることも?

1ヶ月に2回以上の頻繁な生理が来て頻発月経だと思っていても頻発月経ではない場合もあります。多量の不正出血を生理だと勘違いしてしまうケースです。

子宮筋腫や子宮がん、ポリープなどが考えられます。
このような場合もありますので、今妊娠を希望していなくても頻発月経はやはり一度は婦人科の門を叩いてみましょう。

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