臨月の内診って、どんな診察が行われるの!?
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臨月の内診って、どんな診察が行われるの!?

臨月の内診とは、産婦人科の医師が子宮に異常がないかを調べるために妊婦さんの身体に触れて、膣内部の粘液や細胞を採取するというものです。内診は、「膣鏡(ちつきょう)」という器具を使って行われる場合もあります。

医師による臨月の内診

医師による臨月の内診

妊娠36週~40週未満の臨月の内診では、産婦人科の医師が子宮内に指を入れて、膣内部の粘液や細胞を採取します。この内診は、妊娠後何度か行われますが、医師によって個人差があるようです。一般的には、初診時に子宮の大きさや硬さを調べて、子宮に腫れや病気などの異常がないかを調べます。

また、妊娠中期には、子宮頸管の様子などを調べることになります。このとき、「クスコ」と呼ばれる膣鏡(ちつきょう)を使って子宮内部を調べる場合もあるようです。内診で異常が感じられた時には、さらにこの膣鏡や超音波検査などを用いて、詳しい検査を行います。

膣鏡を使った視診

出典:膣鏡(Wikipedia)

出典:膣鏡(Wikipedia)

膣鏡(ちつきょう)というのは、「クスコ」と呼ばれる検査用の器具で、これを子宮内に挿入して、医師が直接膣内の様子を確認します。クスコは二枚のへらが重なったような形をしており、その二枚のへらを開くことで子宮の中が観察しやすくなるというものです。

この膣鏡にはサイズがあるということなので、小さなサイズのものだと内診が痛くありません。膣鏡は臨月の内診の時に必ず使用するというものではなく、子宮頸がんの検査で細胞を採取するときなどに用いられるようです。指による触診では、おりものの量や粘り気などを調べることができますが、膣鏡を使うとさらに、目で子宮の中の異常を見ることが可能になります。

臨月の内診でわかること

臨月の内診でわかること

臨月の内診でわかるのは、流産や早産の危険性、性病などにかかっていないか、胎児の大きさ、胎児の頭の下り具合いなどが確認できます。

長年の産婦人科の医師の経験によって、内診を行うことで流産や早産になりそうな状態がわかるそうです。出産予定日を過ぎてもお産が始まらない場合なども、この内診によって胎児の状態が確認できます。また、妊婦さんの痛みについては、触診でなければ確認できませんから、痛みの状態を知る場合などにも、触診が行われます。

しかし、内診だけですべてはわからないので、異常が感じられた場合は、膣鏡や超音波検査などを用いたり、ほかの検査を並行して行うことになります。

内診が痛い理由

妊婦さんの多くが「内診は痛い」とおっしゃっていますが、医師は腹痛などの痛い場所を確認するために、あえて強く押しているようです。痛い場所があれば、そこに異常が発見されるかもしれません。

ただ、強く押されすぎて痛い場合は、「痛い」と言ってください。医師に加減してもらえます。痛みというのは、人によって個人差がありますから、痛みに強い人と弱い人がいます。あまりの痛さで内診を中断する場合などもあるようなので、いくら痛みを確認するためだからといって耐えられないほどのものなら、内診の上手な医師を選んだ方がいいかもしれません。

内診を行わない産婦人科

中には、内診を行わない産婦人科もあるようです。内診を行わない理由ですが、触診による刺激で早産や流産の危険性が高くなる場合もあるからだそうです。これは、診察する医師の考え方にもよります。

また、子宮を指で触られたり、膣の内部を見られることは、妊婦さんにとって感じの良いものではありませんから、内診を控えめにする産婦人科も出てきています。

昔の産婦人科は、医療の設備が整っていなかったので内診は重要だったかもしれませんが、現代は超音波検査など医療の設備が整っていますから、赤ちゃんの状態などは確認しやすくなっているからではないでしょうか。

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