日本では初産のほうが多い!?周産期心筋症とはどういう病気なの!?
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日本では初産のほうが多い!?周産期心筋症とはどういう病気なの!?

海外では、多くの出産経験がある妊婦さんのほうが多いというデータがありますが、日本では高齢出産の割合が高まってきている影響もあり、初産での周産期心筋症の患者さんが増えています。どういった兆候があるのか、そしてどうやって予防するのかについてまとめました。普段の生活を気をつけていれば問題ありません。

周産期心筋症とはどういった病気?

周産期心筋症とはどういった病気?

もともと心臓などにトラブルを抱えていたわけではなく、妊娠の後期になってきてから急に出てくる周産期心筋症という病気。心筋症というくらいだから、軽視できないし、最悪は死亡してしまうのではないか?と恐怖を覚えるかもしれません。

今回は、周産期心筋症についてどういった病気なのかについてまとめました。

周産期心筋症とは?

周産期心筋症とは?

周産期とは、妊娠発覚後から産後の体調が通常の状態に戻るまでを言います。つまり、人によっては、産後1年の方もいますが、概ね半年くらいを言います。

妊娠中は血液の量が増え、さらに産後も母乳を与えていると、通常よりも血液量は増えたままとなります。その中で、多くの血液を処理していくための心臓に負担が来てしまい、心不全を起こしてしまうというものです。

海外では、特に黒人に多い疾患とされていましたが、最近では、日本人でも増加してきており、さらに妊婦の高齢化が進んできているため、今後も増えていくであろうといわれています。

周産期心筋症の主な原因は!?

周産期心筋症の主な原因は!?

妊娠することにより、母体の体内には多くの血液が流れます。これは赤ちゃんが成長していくためには必要なものです。

しかし、この血を大量に処理するためには心臓もかなり負担がきます。また、妊娠後期になると、子宮も大きくなり、そのために、子宮が邪魔をして血液が子宮より上の部分へ送り込む量が少なくなってしまうということもあります。

さらに、妊娠のためのホルモンによって、血液が固まりやすい物質があるために、さらに血液の流れが遅くなることも原因です。このように、血液ひとつをとっても、さまざまな要因があって、それらが心臓に負担をかけてしまっているのです。

もしかしたら周産期心筋症かも!?その症状は!?

もしかしたら周産期心筋症かも!?その症状は!?

めまいが起きる、動悸が激しい、すぐに呼吸が乱れる、またむくみやすくなった・・・・これらの症状があったときには、もしかしたら周産期心筋症の可能性もあります。

ただし、これらの症状が出てきたからといっても、すぐに断定はできません。まずは、これらの症状を実感した場合には、心電図やエコーなどで心臓について検査をする必要があります。

これらの症状に加えて、心臓の機能が低下されることがわかって、周産期心筋症であると診断されます。

周産期心筋症と診断されたら赤ちゃんはあきらめる!?

周産期心筋症と診断されたら赤ちゃんはあきらめる!?

今の医学の分野では、これらの周産期心筋症をわずらった場合には出産をあきらめるということはあまりないようです。

ただし、心臓に負担がありますので、自然分娩ではなく、手術を行いならがの出産となります。妊娠前にこの疾患を患った場合には、産後も予断は許さないため、医師の指示に従っていく必要があるでしょう。

周産期心筋症を予防することはできる?

残念ながら、周産期心筋症の直接の原因というのが、きちんと解明されていません。そのために、その都度、その人に合わせて治療していくのが現在の状態です。

ただし、日本ではまだ患者数が少ないというのは、妊娠中にもきちんと体重、血圧などの管理がされているからだといわれています。つまり、妊娠中は妊娠高血圧症にならないために、食事や運動をきちんと行うなどの日々の生活をきちんとすれば、発病するのを最小限に抑えることは可能です。ですから、生活習慣病に気をつけながら、妊娠中もきちんとした生活を送るように心がけましょう。

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