シーツがぐっしょり…妊娠後期の寝汗の4つの原因と対策
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シーツがぐっしょり…妊娠後期の寝汗の4つの原因と対策

妊娠後期の寝汗や暑さによる寝苦しさはどうして起こるのでしょうか。理由は主に4つです。お腹の原因、おっぱいの原因、こころの原因、陣痛の予兆といった4つの原因と、それぞれの対処方法と汗対策をお伝えします。

体温が下がったはずの妊娠後期に…

妊娠後期になってからほてりやのぼせ、汗に悩まされる妊婦さんもいます

妊娠してしばらくは体温が高い時期が続くため、熱っぽかったり汗を沢山かく妊娠症状を経験する人も多いものです。妊娠初期の高体温は、胎盤が完成する妊娠15週頃からだんだん下がってきます。

それなのに、妊娠後期になってからほてりやのぼせ、汗に悩まされる妊婦さんもいます。妊娠後期の寝汗で目が覚めてしまうことに悩まされることもあるのではないでしょうか。いったいどうしてでしょうか。

お腹が大きくなるから

妊娠後期の暑さやほてり、暑さの原因の多くは大きくなったお腹によります。体重も増え、基礎代謝も上がります。また、妊娠中は一時的に皮下脂肪が急増します。脂肪には保温効果があり暑くなりやすくなります。

大きいお腹で寝返りを打ちにくくなることで熱がこもり、妊娠後期の寝汗の原因となっていることもあります。

対策としては涼しい服装や寝具などを工夫してみましょう。腹帯をしていた方は妊娠後期で辛くなってきた時点で外してしまって構いません。

おっぱいの準備

稀に妊娠中に乳腺炎にかかる人もいます

妊娠後期には出産後の授乳に備え、乳首や乳腺が発達してきます。胸のほてりや暑さ、チクチクした痛みを感じることもあります。

お風呂などでおっぱいマッサージを行うと、産後の母乳育児の準備になるだけではなく、胸の不快感をまぎらわすこともできます。

なお、おっぱいマッサージは子宮の収縮に繋がるため、切迫早産の方や、お腹の張りがあるときはしてはいけません。

稀に妊娠中に乳腺炎にかかる人もいます。高熱が出たり、胸に異常な痛みを感じたときは病院を受診しましょう。

出産の不安やストレス

妊娠後期は出産直後に続いてマタニティブルーの出やすい時期

妊娠後期は出産直後に続いてマタニティブルーの出やすい時期です。出産や育児への不安、家族関係や仕事への復帰などの悩みと体調の変化が相まって、精神的な不調をきたします。

マタニティーブルーの主な症状は気分の落ち込みやイライラなどですが、我慢強い人などは精神的症状が出ずに身体に症状が出てしまうこともあります。のぼせや動悸のほかに、妊娠後期の寝汗や不眠などもそのひとつです。

入浴やアロマ、ヨガなどリラクゼーション効果の高いことをしたり、家族と相談して悩みを解決したりしましょう。病院や助産師も相談に乗ってくれます。

また、マタニティブルーの多くは産後しばらくすると自然に治り、うつ病に移行することは意外と少ないものです。「産めば治る」と気楽に考えることが解決の糸口となるケースもあります。

陣痛の予兆

陣痛の予兆の一つに、夜目が覚めるとか、寝つきが悪くなることがあります。そのときに汗をかいていると、寝汗のために起きたように思えます。これは、分娩に備えるためとも、夜間授乳に備えるためともいわれています。

臨月に突然寝汗で目が覚めるようになったら、おめでたも近いのかもしれません。

妊娠中の汗対策

代謝の上がる妊娠中にたくさん汗をかくことは悪いことではありません。妊娠中は脱水を起こしやすくなります。汗に悩んでいても水分は控えないようにしてください。

こまめにシャワーを浴びましょう。また、冷えすぎない程度に涼しさを工夫して妊娠期間を乗り切りましょう。パジャマの下にタオルを仕込んで、汗をかいたら寝たままとってしまうのもお勧めです。

脇汗のニオイなどの体臭の変化に悩まされる妊婦さんもいますが通常、産後に戻ります。

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