妊娠中期の流産は防げないこともある!流産のリスクを減らす食事や運動のポイントとは?
3,986views

妊娠中期の流産は防げないこともある!流産のリスクを減らす食事や運動のポイントとは?

妊娠中期の流産の原因は母体にあることが多いと言われています。通常は食事や運動、転倒などは事前に避けることができるでしょう。しかし、子宮筋腫や子宮奇形、子宮頸管無力症などは自身が気をつけようもないことが原因の場合もあります。自身や他人を責めるよりも赤ちゃんに感謝の気持ちを送ってあげましょう。

妊娠中期の流産、原因はなに?

精神的な苦痛の大きい妊娠中期の流産

妊娠中期の流産

妊娠中期の流産は、安定期になって安心したころにやってくるため、精神的な苦痛も大きい出来事です。

妊娠中期の流産は後期流産と呼ばれ、その可能性は妊娠全体の2パーセント以下と言われています。この確率は初期流産の16%に比べてかなり低い数字です。
そのため、安定期に入ると一安心と言われるわけですが、それでも流産の可能性はゼロではありません。
妊娠初期の流産の原因は受精卵の問題や染色体異常によるものが多いと言われていますが、妊娠中期での流産は母体に問題があることが多いと言われています。そのため、妊娠中期の流産の場合には自身を責めてしまいがちな人も多いようです。また、妊娠中期の流産は死産として扱われるため、精神的な負担を感じる割合も大きいようです。
しかし、中期流産の中には事前に避けることができる場合もありますが、避けることができない場合もあります。また、一度、妊娠中期の流産を経験することで、問題点が明らかになったり、手術などで適切な対処ができるようになることもあります。
生まれるはずだった命に悲観するよりも、いろいろなことを教えてくれたり、気づかせてくれた命として感謝の気持ちを送ってあげましょう。

自分で防ぐ【妊娠中期の流産】

妊娠中期の流産で、自身で気をつけなければいけないことは、やはり妊娠中の活動量です。

妊娠中は動きすぎても周囲から注意されますが、動かな過ぎても注意されることがあり、妊婦としてはどの程度が適切な運動量なのかを判断できない場合があります。妊娠期間に特有といわれるつわりや吐き気、むくみや高血圧などは運動をしなさすぎが原因と指導する人もいれば、食事の改善を指導する医師もいます。

妊娠中に運動や食事で、本当に気をつけなければならないのは、どのようなことなのでしょうか?

【1】適度な運動は量より質

妊娠中期の流産は適度な運動で防ぐ

安定期と呼ばれる妊娠中期に入ると、散歩や家事などできる範囲で行うことを勧めらます。
しかし、これは以前と同じように動いても良いということではありません。妊娠中にはお腹に力を入れるような姿勢や重い荷物を持つことは極力、避けるべきことです。また、「何をするか」ではなく、「どのように動くか」ということが大切になってきます。妊娠中期には、家事や散歩、仕事など体調が許す限り行っても構いませんが、その際気をつけたいのは「早さ」に捕われないことです。例えば移動でも、家事でも、早く終わらせたい、効率的に終わらせたいという気持ちはちょっと抑えましょう。
それよりも、どのような動き、作業も体に負担のない速度で行うことが大切です。食事や掃除など、この時間内に終わらせたい、という気持ちを優先させて、体に無理をさせないことがポイントです。

【2】食事では精製された塩や糖に注意

妊娠期間中は避けるべき食べ物、控えるべき食べ物などがありますが、それらと同じくらい、砂糖や精製された炭水化物、そして精製された塩も控えることが重要です。
その理由はこれらの食べ物は血糖値を急激に上げたり下げたするからです。妊娠中はとくにこれらの食べ物に反応して血中濃度が変化しがちであるために、糖尿病や高血圧、むくみや倦怠感などの原因になります。

妊娠前から食事に気をつける!

精製された炭水化物、塩、砂糖などは妊娠中でなくても、摂取量を控えたい食べ物です。世間では塩分に対しては未精製でも精製されたものでも厳しく指導することが多い割に精製された炭水化物や砂糖に対しては無頓着すぎる傾向があります。

避けることが難しい【妊娠中期の流産】

食事や活動量など自身でコントロールできるものもあれば、そうでないものもあります。
例えば、妊娠中期の流産の原因が子宮筋腫や子宮奇形、あるいは子宮頸管無力症などの場合です。これらの場合、自然妊娠では問題に気付きにくく、流産して初めてわかることもあります。子宮筋腫が流産の原因になった場合は手術などで筋腫を取り除くことで次回以降の妊娠中期の流産を避けることができます。
また、子宮奇形の場合は奇形の種類に応じて対応することになります。子宮奇形は女性の5パーセント程度しかいないと言われてますが、その流産の確率はかなり大きくなることもあります。しかし、事前に知っていることで流産のリスクを減らすことは可能です。
一方、子宮頸管無力症の場合、妊婦はもちろん、医師や看護師も事前にわかることは少ないと言われています。一度、子宮頸管無力症の経験があれば、それ以後、早めに適切な処置を行うことができますが、初めての子宮頸管無力症の場合はそれと気がつかず、処置するよりも安静に過ごすことが良いと判断されて対処が遅れてしまうことがあります。

このような場合、妊婦に非はありません。かといって、病院の判断にも間違いがあるとはいえないものです。
妊娠中期の流産は妊婦の体の特性を知ることのできる機会と考え、次回の妊娠にその経験を活かすことに努めましょう。

生まれなかった赤ちゃんにも感謝を

妊娠中期の流産原因

 

どの時期であっても流産は悲しいものです。しかし、妊娠中期の流産の場合は赤ちゃんがママに体の状態を知らせてくれたのです。教えてくれた赤ちゃんに感謝の気持ちを送ってあげましょう。

PR