妊娠中期の出血はどんなことが原因で起こる?
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妊娠中期の出血はどんなことが原因で起こる?

妊娠中期の出血は、初期に比べると少なくなります。しかし、出血は何らかの危険を表すサインである可能性が高いため、初期同様注意が必要です。では、妊娠中期の出血はどんなことが原因で起こるのでしょうか?考えられる原因をまとめました。

妊娠中期ってどんな時期?

妊娠中期は安定している

妊娠中期とは妊娠16週から妊娠27週までの期間を指します。安定期とも呼ばれており、出血などのトラブルが少ない時期でもあります。妊娠初期は出血や腹痛などのトラブルが起こりやすい時期ですが、妊娠中期になると一安心する人も多いでしょう。

妊娠中期の時期

妊娠中期になるとお腹も出始めて妊娠している自覚がより一層高まります。ママ自身も妊娠していることに慣れる時期ですので、比較的不安は少なく精神的にも安定していると言えるでしょう。また、妊娠初期に苦しめられた辛いつわりから解放されることも多くなります。食欲が戻り、ご飯が美味しいと感じます。ただし、この時期から体重管理は徹底する必要があるでしょう。

流産の確率も下がる

妊娠初期の不安といえば、真っ先に流産を思い浮かべますよね。妊娠初期はまだまだ胎児が不安定な状態ですので、流産の確率は決して低いとは言えない数値でした。しかし、妊娠中期に入ると流産の確率は初期よりもグンと低くなります。その確率は10%以下です。

妊娠16週頃になると、子宮内の胎盤がほぼ完成します。これによって流産の確率が低くなると言われています。また、妊娠初期の流産は胎児側に問題があることがほとんどでしたが、妊娠中期の流産では母体側に問題があることが多いようです。そのため、妊娠中期の流産は妊娠初期と比べて予防できると言えるでしょう。安定している時期とは言え流産の確率はゼロではありません。流産を予防するためにも、妊娠中期の出血について頭に入れておきましょう。

妊娠中期の出血の原因

後期流産

妊娠中期の出血の原因

妊娠12週未満の流産を初期流産と呼ぶのに対して、妊娠12週から妊娠22週までに流産することを後期流産と呼びます。後期流産の場合、出血は大量で激しい腹痛を伴います。切迫流産で心拍を確認できている状態であれば、安静にすることで妊娠を継続することができます。

後期流産の原因として子宮筋腫・子宮奇形・子宮頸管無力症・絨毛膜羊膜炎などが挙げられます。子宮筋腫とは子宮に良性の腫瘍が点在している状態です。子宮奇形とはその名の通り子宮の形に異常がある状態です。子宮頸管無力症とは妊娠中期の段階で子宮口が開いてしまう状態です。絨毛膜羊膜炎は子宮の絨毛膜や羊膜に細菌が感染し、炎症を起こしている状態です。いずれも流産を引き起こす危険性が高い状態と言えるでしょう。

妊娠中期にストレスを溜めない

後期流産は、ストレスによってリスクが高まるとも言われています。妊娠中は、新しい生活や金銭面、今後の仕事をどうするかなどの不安を感じることが多くなります。精神面が不安定になり、旦那さんとの関係がうまくいかなくなることもあるでしょう。しかし、妊娠中にはストレスを溜めることは禁物です。ストレスは胎児に大きな悪影響を与えるため、なるべくストレスフリーな生活を送るよう心がけましょう。

後期流産以外の出血

妊娠中期の出血の原因として、前置胎盤や常位胎盤早期剥離も考えられます。前置胎盤とは子宮口の近くに胎盤があり、出血しやすい状態です。常位胎盤早期剥離とは出産する前に子宮内の胎盤が剥がれてしまう状態です。いずれも危険な状態ですので、早急に医師の診察を受ける必要があります。

他にも、検診時の内診や性交時の刺激によって出血することがあります。このような場合は少量であれば問題ありませんが、不安であれば産婦人科に相談してみましょう。状態が安定している妊娠中期でも、出血には十分注意したいですね。

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