妊婦は冷たいものを食べたり飲みたくなるけど駄目なの?冷たいものの摂りすぎが良くない本当の理由
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妊婦は冷たいものを食べたり飲みたくなるけど駄目なの?冷たいものの摂りすぎが良くない本当の理由

火照りやすい妊婦は冷たいものが大好き。また、悪阻になると温かいものが気持ち悪くなることもあります。でも、妊婦に冷たい食べ物や飲み物は良くないと言われています。妊婦に冷たいものが良くない本当の理由と冷たいものとの付き合い方をご紹介します。

妊娠すると冷たいものが食べたくなる…

妊娠中に冷たいもの

「妊婦に冷えは厳禁」と頭ではわかっていても妊娠中はつい冷たいものが欲しくなりがちです。

理由のひとつに妊娠中は体温が高くなることがあげられます。妊婦の多くは常に暑さを感じて顔や手足も火照りがちです。その不快感から逃れようと冷たいものが欲しくなるのです。

また、悪阻などで温かい食べ物や飲み物が気持ち悪くなってしまい、結果的に冷たいものばかり食べたり飲んだりしてしまうこともあります。

お腹の赤ちゃんは大丈夫?

「妊婦は冷たいものを食べてはいけない」と言われている理由のひとつに冷えの問題があります。しかし、通常冷たいものを食べたからといって、子宮に冷えが伝わることはありえません。

また、冷え性は妊娠に良くないといわれていることが多いのですが、手足が氷のように冷たくなってしまう極端な冷え性の方でも子宮内は37度に保たれています。

子宮は外界の条件に関係なく赤ちゃんをしっかり守ってくれる器官なのです。

妊婦に冷たいものが良くない本当の理由

それでは妊婦は冷たいものを好きなだけ食べてもいいのでしょうか。それは、次にあげる3つの観点からおすすめできません。

【1】下痢などのお腹の不調につながる

妊娠中は胃腸の働きが想像以上に弱まります。少しの刺激でお腹が痛くなったり下痢をしやすくなるのです。

お母さんが消化不良や胃痙攣、下痢などで苦しむことは母子にとって良いことではありません。

【2】食中毒になる可能性がある

妊娠中に冷たいものを避けたほうがいい理由

また、冷たい食べ物には生ものが多く存在します。妊娠中は生ものによる食中毒への感受性が高くなるのです。

妊婦が食中毒になるとお母さんが苦しいだけではなく、胎児に深刻な影響をもたらすことがあります。冷たい食べ物を食べるときでもきちんと火を通した料理を選択しましょう。

【3】糖分の摂りすぎ

妊娠中に冷たいものを避ける理由

冷たい飲み物やスイーツの糖分の取りすぎも心配です。

冷たくなると甘みを感じにくくなるので、ちょっとのつもりでも思った以上の砂糖を摂っていることがあるのです。妊娠中は脂肪を溜め込むので少しの食べ過ぎでも体重の激増につながります。

妊婦と冷たいものの付き合い方

冷たいものに頼らない

妊娠中は体質によっては熱が篭ることがあります。最初に挙げたように悪阻で冷たいものしか受け付けられなくなる方もいます。
ですから、冷たいものが絶対にいけないということはありません。

しかし、妊娠中は自分で思っているより胃腸が弱っていることと、食中毒になりやすいこと、体重が増えやすくなることの3つを忘れないようにしましょう。

冷たいものを食べるときは一気にたくさんかき込むのはやめて少しずつゆっくり食べてください。

食中毒の可能性があるものは火を通してから

どうしても辛いとき以外はなるべく妊婦は冷たいものを避けましょう。

悪阻で冷たいものしか食べられなくなるのは仕方がありませんが、だからといって悪阻が終わったのにそのままの食生活をダラダラと続けないようにしましょう。冷たいものに偏ると栄養も偏ります。

食中毒の原因となる生ガキや生ハム、スモークサーモンなどは選ばないようにし、冷たいものを食べる場合も火を通してから冷やした料理を選んでください。

火照りやすい妊娠中のアイスクリームはとても美味しいのですが、甘くて冷たいものはなるべく避け、水や麦茶などを飲むことをお勧めします。

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