妊娠中の眠気って、どうして起こるの?耐えきれないほど眠くて眠くて仕方がないのはホルモンのせいです
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妊娠中の眠気って、どうして起こるの?耐えきれないほど眠くて眠くて仕方がないのはホルモンのせいです

妊娠するとやってくるつわりの中に、「眠いづわり」があるのを知っていますか?実はこの妊娠中の眠気と闘っている方はかなりの数に上るようです。その眠気の正体であるホルモンの作用と、困った時の眠気対策を調べてみました。

妊娠すると眠くなりましたか?

妊娠中の眠気

妊婦さんを対象としたアンケートによると、なんと7割近くの方が、妊娠前よりも眠気を感じるようになり、そのうち1割強の方は、我慢しきれないほどの強い眠気を感じたようです。妊娠中の眠気との闘いは、多くの方が経験しているのですね。

生理前も眠くなりませんか?

実は、私、異常に眠いなー、寒気がするなー、と思って数日経つと生理が来るんです。そして生理1日目はバタンキュー。どうしようもなく眠いのですが、妊娠中の眠気と似ていると思いませんか?ということは、女性ホルモンの仕業では?!

女性ホルモンの力

実は、妊娠中の眠気には女性ホルモンが関係しています。女性ホルモンには妊娠の準備をする「エストロゲン」と妊娠を継続させるために分泌される「プロゲステロン」があります。このプロゲステロンは、眠気を催す作用があって、実は排卵後から盛んに分泌されるのです。ということはもちろん生理前にも。ですから生理前も眠いのですね。
そして妊娠すると3か月ごろまで分泌は増え続け、昼夜関係なく、強い眠気に襲われます。また同時に、だるさ、無気力感、頭痛、吐き気、ほてり、むくみ、乳房の張りや痛みなども生じさせます。妊娠初期のつわりの理由はこのホルモンのせいではないかと考えられていて、この強力な眠気は「吐きづわり」とならんで、「眠りづわり」ともいわれ、つわりの一種と考えられています。

眠いのは休んでほしいから

女性は妊娠すると体に劇的な変化が起こり、出産は大変なエネルギーを使います。そのため妊娠初期は、無駄なエネルギーを使わずに、妊娠を継続させるための体力を温存し、無理やりにでも体を休めるように眠くさせるのだ、という考え方もあります。眠くなれば安静にせざるを得ませんね。

いつまで続く?この眠気。

妊娠中の眠気の原因

体のためとはいえ、いつまでも眠いのは日常生活に支障がでますね。特に働いている方にとっては大変です。しかし、この眠気を催すホルモン「プロゲステロン」は、妊娠中期の妊娠6か月の頃には分泌が減り始め、眠気から解放されるようです。いわゆる安定期と言われる頃で、みなさん活発に動き始めるころですね。

眠い時に注意すべきことは?

眠いときには、10分でも15分でも横になる事が一番ですが、仕事をしている方などは、そうもいかない場合がありますね。眠くて注意散漫なときには、不意にバランスを崩して転倒しないように注意してください。そのためにも動きやすい靴にしておくのは重要です。また、職場などで、眠気とともに無気力感や吐き気など感じる場合は、仕事に支障がなければ、飴やタブレットを食べたり、頭をすっきりする目薬をさしたりなどしてみましょう。
職場で大事なことは「怠けている」という印象を与えないことです。まだまだ妊婦に優しい職場ばかりだとは言えないようですが、「ホルモンのせいで眠いのだ」、という医学的に正しい知識をきちんと説明しておけるといいですね。

ストレッチなどもいいですが、、、、

妊娠中に眠い時の注意

少し立ち歩いたり、腕を回すなどのストレッチをするのもいいですが、そんなに大胆に動けない時は、机の上や下で、こっそり手にある眠気覚ましのツボをおしましょう。まずは中指の爪の生え際にある「中衝(ちゅうしょう)」というツボ。左右ともに親指側にあります。強めに押して大丈夫です。それから親指と人差し指の付け根の間にある「合谷(ごうこく)」。手の甲側にあり、反対の手の親指でおすと簡単に刺激できます。

妊娠中の眠気はホルモンの仕業なので、しっかり睡眠をとっているのに、と思ってもまだまだ眠いようです。妊娠後期になると今度はお腹も大きくなり眠れない、という状況になる事もありますので、妊娠初期の眠気は体のためと割り切って付き合えるときに付き合いましょう。

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