食中毒の原因菌第1位!妊婦のカンピロバクター感染に注意!!新生児髄膜炎の危険性も!?
4,129views

食中毒の原因菌第1位!妊婦のカンピロバクター感染に注意!!新生児髄膜炎の危険性も!?

妊婦のカンピロバクター感染で新生児死亡や後遺症の恐れがあるそうです。それではカンピロバクター食中毒とはどんな食中毒で原因菌はどこにあるのでしょうか。また、避ける調理法やポイント、他に注意すべき食中毒菌についてもまとめました。

新生児髄膜炎に要注意

child-610449_640

新生児髄膜炎という病気をご存知ですか?脳や脊椎の髄膜に細菌などが増殖して炎症を起こす病気で死亡率も後遺症の発生率も大変高いものです。
特に細菌性の新生児髄膜炎の場合は死亡と後遺症を合わせるとほとんどの患児が該当してしまうという恐ろしい病気です。

妊娠中の食中毒で新生児髄膜炎に?

カンピロバクター症という食中毒によって新生児髄膜炎を発症したケースが報告されています。半数近くは妊婦が生レバーを食べていたそう。

カンピロバクターは食中毒の原因菌の断トツ1位で、なんと細菌性食中毒の4分の1近くを占めます。検査していない実際の患者は更に多いとのこと。発熱や下痢、腹痛などが症状で多くは数日で治りますが、妊婦のカンピロバクター感染には注意が必要です。

カンピロバクター菌は避けられない?

piglet-480247_640

食中毒の原因菌第1位のカンピロバクターは牛や豚、鶏の腸内にいる常在菌です。家畜の腸炎や流産の原因になることで知られていますが、ヒトにも感染します。
健康な家畜でもほとんどの家畜はこの菌を保菌していて、肉を食べる以上この菌と無縁でいるわけにはいきません。また、犬や猫などのペットも持っていることがあります。

カンピロバクター食中毒を避けるポイント

カンピロバクターは低温に強く、冷蔵庫での保存や冷凍では菌はなくなりません。
まず、カンピロバクターの一番多い感染経路は鶏肉です。市販されている鶏の生肉の半数にはまずカンピロバクター菌が付着しています。しかし、鶏肉を全て避ける必要はありません。カンピロバクターはわりと加熱に弱い菌なのです。鶏肉を食べるときはしっかり加熱しましょう。中心部まで全て火が通るくらいが目安です。

また、生の鶏肉を切った包丁やまな板をそのまま他の食材を切るために使いまわすのはやめましょう。特にサラダなど生食する調理器具は鶏肉で使った調理器具とは分けてください。鶏肉を触った後は手もよく洗い、消毒しましょう。
鶏肉以外の牛や豚、羊などでも腸内にはカンピロバクターは存在します。中でもレバ刺しでの感染例が多く報告されています。妊娠中は鉄分が不足しがちなため、レバーなどが食べたくなります。しかし、レバーやホルモンなどの内臓系の肉を食べるときは中心部までしっかり加熱するようにしましょう。

犬や猫などのペットを飼っている場合は糞の処理を素手でしないか、触った後は手をよく洗って消毒するようにしてください。

他にも避けたほうがいい菌ってあるの?

カンピロバクターの他にも妊娠中に気をつけたほうがいい食中毒はいくつかあります。黄色ブトウ球菌やサルモネラ菌なども注意すべきですが、妊娠中に特に気を付けなくてはいけないのがリステリア菌です。
リステリア菌は普段なら摂取してもあまり発症することはありませんが、妊娠中は感受性が高くなります。また、流産や早産、新生児への後遺症の危険性もあります。

cheese-630511_640

リステリア菌に感染する原因は長期保存した食品を生食することにあります。長期保存するけど生で食べる物にはどんなものがあるでしょうか。ナチュラルチーズやスモークサーモン、生ハムなどです。これらの食べ物は妊娠中は我慢した方が良いでしょう。

PR