貧血を予防したいのに、妊娠中にレバーを食べ過ぎるのは良くない理由とは?
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貧血を予防したいのに、妊娠中にレバーを食べ過ぎるのは良くない理由とは?

妊娠中は、赤ちゃんが成長するために、母体の鉄分が吸収され、妊婦さんは貧血になりやすいと言われています。そこで、食事で貧血を予防しようと、鉄分の多い食事と考えると、すぐに思いつくのがレバーですね。しかし、妊娠中にレバーを食べ過ぎるのは良くないと言われています。その理由について紹介します。

妊娠中に貧血になる妊婦は多い。

レバーは貧血に効くはずなのに。

妊娠中は、赤ちゃんのため、そして自分のために栄養価が高く、また栄養バランスの良い食事をしたいと考えるものですね。

妊娠中はお腹の中で赤ちゃんが成長するために、母体から優先的に赤ちゃんに栄養素が送られ、鉄分もまた優先的に赤ちゃんに送られて母体の血液は薄くなることから、貧血になる妊婦さんが多くなります。

そこで鉄分を多く含んだ食事を摂ることで、鉄分不足を補おうと考えると、まず浮かんでくるのがレバーではないでしょうか?

しかし、レバーは過剰に摂りすぎると、赤ちゃんに先天性の異常が起こるリスクがあると言われているため、できれば控えた方がいい食品なのです。

レバーは過剰に摂りすぎると、赤ちゃんに先天性の異常が起こるリスクがあると言われている

妊娠中にレバーの食べ過ぎはいけないの?

鉄分を多く含むレバーなのに、なぜ妊娠中にレバーを食べ過ぎてはいけないのでしょうか?

その理由は、レバーに含まれるレチノールという栄養素にあります。このレチノールは、動物由来の食品に含まれているビタミンAで、体内に蓄積される性質があり、これを食べ過ぎてしまうと、胎児によくない影響が出てしまう可能性があるのです。

妊娠中に食べてもよいとされるレチノールの量は、1日に2700マイクログラムで、これは串焼きのレバーで考えると1/3本分くらいの量になります。

さらに、レバーに含まれる葉酸も妊娠中には必要な栄養素であるものの、過剰に接種してしまうと、赤ちゃんが小児ぜんそくにかかるリスクが高くなったり、母体にじんましんがでるなどのリスクがあると言われていますから、レバーはできるだけ控えた方がいい食材と言われているのです。

とはいっても、妊婦がレバーを控えた方がいいと知らないまま、妊娠中に1、2回レバーを食べてしまったからと言って、赤ちゃんによくない影響があるのではないかと心配する必要はありません。

赤ちゃんに影響があるのは、過剰な量を食べ続けた場合にそのリスクがあるのであり、心配し過ぎてストレスを抱えることは、母体にとっても赤ちゃんにとってもよくありませんから、今後控えるようにすれば問題ないでしょう。

赤ちゃんに影響があるのは、過剰な量を食べ続けた場合

妊娠中の食事は、バランスよく。

鉄分とビタミンAはレバー以外から摂ろう。

ビタミンAというと、緑黄色野菜を思い浮かべて、これらも過剰摂取してはいけないのかと心配する人もいるかもしれません。

しかし、緑黄色野菜を食べることで摂取できるビタミンAというのは、これらに含まれるベータカロチンが体内でビタミンAに変換されるもので、この栄養素はレチノールと異なり体内に蓄積されることはなく、またビタミンAに変換されるのはビタミンAが不足したときですので、摂りすぎてしまう心配はありません。

また、鉄分はほうれん草、ブロッコリー、納豆、海藻類など、多くの食品に含まれており、鉄分はビタミンを含む緑黄色野菜とともに摂ると、吸収されやすいと言われています。

妊娠中には、食事の制限が多かったり、食の好みが変わったり、また妊娠中に摂るといいと言われている食品も数多くあったりしますが、同じものを毎日食べ続けるのではなく、様々な食品から栄養素を補いながら摂ることで、栄養バランスの良い食事となるよう心がけていきたいものです。

鉄分とビタミンAはレバー以外から摂ろう

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