幼児との接触に注意!妊婦が手足口病、感染経路や予防法、胎児への影響。
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幼児との接触に注意!妊婦が手足口病、感染経路や予防法、胎児への影響。

代表的な子供の病気の一つ手足口病ですが、実は手足口病の患者の10%は大人なのです。妊婦が手足口病にかかった場合の胎児への影響や対処方法と、感染経路や予防の方法を調べました。特に上に小さなお子様がいる妊婦さんは要注意です。

手足口病は90%子供の病気ですが…

手足口病は90%子供の病気ですが…

Sick Anna sleeping / viralbus https://www.flickr.com/photos/viralbus/5388728594/

特に夏場に大流行することの多い手足口病、かかるのは主に5歳以下の乳幼児で全体の90%を占めます。

症状は口の中や手のひら、足にできる水泡が主で、熱の出る子もいます。

90%は子供の病気なのですが、成人でも感染することはあります。また、大人の手足口病は重症化しやすい傾向があります。

どうして大人は手足口病になりにくいの?

手足口病の原因となるのはコクサッキーウイルスA6、A16、エンテロウイルス71(EV71)で、その他、コクサッキーウイルスA10など複数のウイルスです。これらのウイルスに有効なワクチンはありませんが、一度かかるとそのウイルスへの免疫ができます。多くの人は子供のうちに感染しているため、大人がかかることが少ないのです。

なお、複数のウイルスが原因のため、子供の頃に手足口病にかかった経験があっても別のウイルスが原因の手足口病にかかる可能性はあります。

大人の手足口病は怖い?

子供の手足口病と違い、大人が感染すると高熱が出ることがしばしばあります。また、子供の症状の他に、頭痛や全身症状が出ることもあります。特徴的な症状の発疹も、皮膚や粘膜の厚い大人だと重症化しやすくなります。

妊婦の手足口病、胎児への影響は?

妊婦の手足口病、胎児への影響は?

抗体のできていないエンテロウイルスに感染すれば、妊婦が手足口病にかかる危険性もあります。心配なのは胎児への影響です。

まず、エンテロウイルスの感染による流産や先天異常などはあまり考えられません。妊婦の手足口病の感染が少なく、妊婦が感染しても胎盤を通して胎児にまで感染することがほとんどないのです。稀に胎児への危険性を指摘する報告もありますが、あまり気にしすぎる必要はないでしょう。

大人が手足口病にかかると、高熱が出たり、何日も食事が摂れないことがあります。高熱が出ると羊水の温度も上がりますし、胎児の栄養はお母さんの摂った食べ物から来ることが主です。症状がひどい場合は胎児に負担がかかる恐れもあります。

妊婦の手足口病の治療法

妊婦の頭痛

妊婦が手足口病にかかった場合心配なのは症状が重く、胎児に負担がかかることです。

手足口病には特効薬はなく、症状を抑えることが主な治療法です。妊婦の場合は重症が続かないよう、なるべく妊娠に影響がないようバランスを見て治療します。

妊娠を報告した上で病院や診療所などを受診してください。

手足口病のリスクと予防

手足口病のリスクと予防

手足口病の予防法は、予防接種はありませんので、手洗いやうがいです。

また、手足口病は夏を中心に幼児の間で流行する病気です。上の子が幼稚園や保育園に通っている妊婦や、子供と触れ合うことが多い仕事を持っている妊婦は特に気をつけましょう。

上の子が手足口病にかかったら?

妊娠中のママと子ども

妊娠中に上の子が手足口病にかかると不安になります。手足口病の感染経路は飛沫感染、接触感染、糞口感染です。

看病するときは病気の子のくしゃみなどが直接かからないように気をつけましょう。タオルの共用などは避け、よく手を洗いましょう。

上の子が小さいときに一番気を付けなくてはならないのはオムツやおまるの処理です。手足口病の感染期間は、発症している期間よりずっと長く、1ヶ月にも及びます。子供の手足口病が治ったあとも素手でオムツやおまるを扱わないよう充分注意してください。

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