双子は似てるか似てないかだけじゃない!一卵性と二卵性の違い
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双子は似てるか似てないかだけじゃない!一卵性と二卵性の違い

不妊治療の話題に関連してよく耳にするようになったのが「双子」です。 日本ではだいだい1パーセントくらいが双子だと報告されています。 一卵性と二卵性の違いを知っていますか? 似ている似てないだけじゃない双子について紹介します。

一卵性と二卵性の違いについて、「似ている」「似ていない」くらいの知識しかありませんでした。

しかし今、不妊治療の進歩などにより多胎妊娠が増えているそう。

双子や三つ子と呼びますが、二人以上の赤ちゃんを同時に身ごもることを多胎妊娠と言い、二児なら双胎、三児なら三胎と言われ、双胎は120例に1例の割合と言われています。

一学年に一組双子がいるかいないかといった頻度と考えれば納得ですね。

二人以上の赤ちゃんを同時に身ごもることを多胎妊娠と言います

多胎妊娠の分類について

多胎妊娠かどうかいつ分かるものなのか気になりますが、早ければ妊娠5週頃から超音波検査で確認が可能になります。

卵の数で一卵性か二卵性か分類する方法はよく知られていますね。

とてもよく似ている一卵性と、あまり似ていない二卵性という認識くらいしか持ち合わせていませんでしたが、他の一卵性と二卵性の違いを説明すると、一卵性は一つの受精卵が二個に分かれたものなので遺伝子まで全く同じになります。

だから性別も同じでとても似ているのですが、二卵性は性別が異なることもあります。

二卵性は受精卵が分かれたのではなく二個の受精卵が最初からあったもので、胎盤も各自一個ずつあります。

血液型が異なることもあります。

不妊治療で増える二卵性

双子は産まれやすい家系、遺伝もあると言われています。

さらに、不妊治療などにより一度に多数の卵子が排卵される状況があると二卵性が増えることに繋がります。

二卵性は多胎妊娠ではない兄弟と同じような程度で似ていることもあるし、また似ていないこともあります。

割合としては二卵性の方が一卵性の2倍ほど多く出現します。

さらに今では、双胎の種類は卵だけでなく、「羊膜の数と、胎盤の胎児側にある絨毛膜の数(膜性)」を把握することが重要と考えられていて、それによりさらに分類がされていることを知っていますか?

膜性により分類される一卵性

二卵性の場合は必ず「二絨毛膜二羊膜性」となりますが、一卵性の場合は受精卵が分裂する時期により3つに分けることができます。

早期に分割した場合は「二絨毛膜二羊膜性双胎」と呼ばれます。

遅い時期に分裂した場合は、羊膜は別で絨毛膜が同じ「一絨毛膜二羊膜性双胎」となり、双子の4〜5割がこれにあたります。

さらに遅い時期の分割では、羊膜も絨毛膜も同じ「一絨毛膜一羊膜性双胎」となります。

ただし、これは双子の中では1パーセントほどのごくまれなケースではあります。

膜性により分類される一卵性

膜性により妊娠の経過を見守る

この一絨毛膜性というのは一つの胎盤を二人で共有していることを意味しますので、二絨毛膜性と比べると赤ちゃんの成長が遅れがちになるなど妊娠の経過が慎重を要する多胎妊娠のケースとなります。

中には、2割の頻度で「双胎間輸血症候群」が発症することがあり、赤ちゃんに送られる血液量に偏りが出てしまうこともあります。

そういった意味からも双子の場合は膜性を判断することは、周産期管理の基本になります。

だいたい妊娠15週までには膜性を決定して、妊娠の経過を見守っていくことが重要になってくることを覚えておきましょう。

大変さも倍だけじゃない双子育児

双子は戸惑いなど不安な気持ちや、お金のこと、妊娠中に気をつけることが単胎妊娠よりとても大きいことでしょう。

たしかに多胎妊娠では、単胎妊娠よりも流産や早産、貧血などのリスクが高く、経過に注意が必要となってくるのも事実です。

早くから入院となるケースも多いです。

まわりに、相談に乗ってくれる双子ママがいることは少なく、情報も単胎妊娠のものばかりかもしれませんが、中には双子経験者の声が聞けるサークルやサイトもありますので上手に活用してみてはいかが?

どうかその大変さも、いつか喜びとなって倍になって戻ってきますように!

大変さも倍だけじゃない双子育児

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